別に好物じゃないけど周りに釣られて一緒に盛り上がっちゃうアヒルがX（旧Twitter）に投稿されました。記事執筆時点で動画は53万回以上表示され、1万以上の“いいね”を獲得。場の雰囲気に飲まれたはしゃぎっぷりが「おとぎ話みたいな光景」「だれより大きな声」と反響を呼んでいます。
飼い主さんと一緒に、14匹の烏骨鶏と暮らしているのはアヒルの「ぴー」ちゃん。まだまだ成長の途中ではあるものの、大食い＆野菜が好物だったヒナ時代から、だんだんと小食＆高級フード志向になりつつあるとのことですが……？
ご近所さんからくず米をもらいました
そんな美食家な一面が見え隠れしはじめてきた、ぴーちゃんのおうちへご近所さんから「ニワトリたち食べる？」と“くず米”の差し入れが。くず米とは精米段階で小さすぎたり欠けたりといった理由で弾かれたお米のこと。当然ながら味や栄養に問題はありません。
さっそく飼い主さんがお庭に撒いてみたところ……烏骨鶏たちは大喜び！ お庭はさながらパーティー会場のような賑わいに。そこかしこから「コッコッコッ」と烏骨鶏たちのハッスルボイスが聞こえてきます。
奥にいてまだお米に気付いていない子もいますが、心配ご無用。飼い主さんが大盤ぶるまいしたので、仲間に加わるのは時間の問題でしょう。お米はかなり広範囲に撒かれているようで、手前からも「ワッワッ」と喜びの声が……と、コレは烏骨鶏じゃありませんね？
そう、手前で歓声を上げているのは、ぴーちゃんでした！ 伸ばした首を小刻みにスコココと動かし、散らばったお米にがっついています。見事なまでのテンションの上がりようで、見ていて気持ちが良くなる食べっぷり。
ところが飼い主さんによると、ぴーちゃんはお米が好物なわけではないとのこと。純粋に、みんなが喜んでるからという理由で盛り上がってしまったようです。ぴーちゃんがよく“犬っぽい性格”と言われるのは、この共感性の高さゆえなのかもしれませんね！
何を食べるか、よりも誰と食べるかが大切というフレーズがあるように、ぴーちゃんにとっては、烏骨鶏のみんなと食べるお米が一番おいしかった、ということなのでしょう。
ちなみに、ぴーちゃんと烏骨鶏たちは、お互い「お隣の大人/変な子」といった関係なんだとか。ぴーちゃんは一緒に遊びたそうとのことなので……今回同じ釜の飯（？）を食べたもの同士、親睦が深まっていたらうれしいですね！
ちょっぴりグルメ街道を迷走しはじめた、ぴーちゃんの日常は飼い主さんのX（@aotoudai）で公開されています。
画像提供：アオトウ（@aotoudai）さん
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