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「何でこんな事をするのか…」 焼肉店アルバイトが厨房で“毒霧”噴射→即日解雇 店が伝えた謝罪と「憤り」(1/3 ページ)

当事者と撮影者は即日解雇に。

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 飲食店で働くスタッフが厨房で液体を口から噴き出す動画が拡散され、物議をかもしています。店側は公式サイト上で謝罪し、「飲食店に携わる者として有るまじき行為」と憤りのコメントを伝えました。

焼肉店 厨房での「バイトテロ」で焼肉店謝罪(画像は「七輪炭火焼肉 遊輪」公式サイトから)

事案当日の会計は返金

 問題が起きたのは神奈川県川崎市内に複数店舗を展開する「七輪炭火焼肉 遊輪」。4月上旬、店で働くスタッフが、厨房で液体を口から噴き出す動画がSNS上で拡散されました。拭き出した液体は食材があるところまで霧状で届き、衛生上の懸念があるとして物議をかもしていました。

 店は問題を受け、4月5日までに公式サイト上で「【弊店アルバイトによるSNS動画について】」と題した文書を掲載。発表によると、3日の20時〜21時頃に利用客からの情報提供電話があり、事案が発覚したといいます。

 店は「飲食店に携わる者として有るまじき行為であり、『何でこんな事をするのか…』という憤りと共に、弊社としてアルバイトへの教育が足りていなかった事も、アルバイトがこのような行為を行なってしまった要因の一つでもあるのだろうと深く深く反省しております」とコメント。

 「弊店をご愛顧いただいているお客様には多大なるご迷惑とご心配をお掛けしてしまい心よりお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」と謝罪しました。

 動画は柿生店(川崎市麻生区)で4月1日に撮影されたもの。吹き出したものは本人が飲むために用意した水で、当事者、撮影者ともに即日解雇の処分を下したとしています。2人への今後の対応は、弁護士に相談の上決めるとのことです。

 柿生店は、4月4日〜5日の2日間を臨時休業とし、徹底的な除菌・消毒と社内規律の再構築を行うとしています。

 また、当該事案発生当日に柿生店で飲食した人には会計額の返金対応をすると説明。当日のレシートがあれば来店の事実確認を実施し、レシートが無い場合も、来店人数・座ったテーブルの場所・注文したメニュー・会計金額などを伝えれば「お客様を特定し返金対応させていただく事も可能」だとしています。

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