タイヤに液体窒素を入れて走行するという超スリリングな動画がYouTubeで公開されました。一体どうなるか予想がつかない結末に、視聴者からは驚く声が上がっており、動画は記事執筆現在までに71万回以上再生されています。
凍ったタイヤはバリバリ音を立てて……
動画を公開したのは、溶岩や液体窒素、自動車などの実験動画を投稿しているYouTubeチャンネル「Superkot(@SuperkotChannel)」。今回はスポーツカーのタイヤ4つに液体窒素を入れて走行したらどうなるのか、タイヤ内部にアクションカメラである「GoPro」を仕込んで実験しました。
まずはタイヤを外し、GoProを仕込んだら漏斗(じょうご)で中に液体窒素を流し込んでいきます。この時点ですでにタイヤは白く凍結。内部でも液体窒素が通過すると、一瞬でタイヤが凍る様子が収められていました。
タイヤ4つ全てに液体窒素を流し込んだら、運転手が乗り込んで走行スタート。凍ったタイヤがパリパリ音を立てながら走っていきます。しばらく走行するとタイヤには穴が開き、白い気体が勢い良く噴出し、液体窒素が漏れ出てきました。
それでもめげずに走行を続ける車。タイヤは穴だらけになり、あちこちから気体が吹き出るように。他のタイヤも内部が露出し、ボロボロの状態になってしまいました。
しかし、裂けたタイヤにナイフを差し込んで仕込んだGoProを取り出したところ、液体窒素で白く凍ってはいたものの、見た目は破損している様子がありませんでした。なんという強さ。
この動画に視聴者からは「タイヤがあんなに長持ちするとは驚きだ。すぐに凍って粉々になると思っていたのに」とタイヤの耐久性に驚く声とともに、「どのタイヤも爆発しなくて本当に良かったね」と大きなトラブルなく実験が終了したことをほっとする声が。また、「GoProが生き残ってるのが何よりすごい」「GoProの素晴らしい広告」とGoProの強靭さに注目する声も寄せられています。
画像はYouTubeチャンネル「Superkot」から引用
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