ニット(セーター)に開いた穴を跡形もなく直す“初心者向け”ハウツー動画が、590万回以上再生されるほどに注目を集めています。しかし、なにやら様子がおかしいもよう。え、これって本当に“初心者向け”ですか……?
「初心者向け」なのに……? すごすぎるニット穴の補修方法
この動画を公開したのは、さまざまなニット類などの補修方法を投稿しているYouTubeチャンネル「Sunny TV」(@sunnytv668)です。「跡形もなくセーターの穴を修復する素晴らしい方法 初心者向けチュートリアル」とのタイトルで投稿していますが、動画を進めていくと初心者には難易度が高い技術であることがうかがえます。
今回使う道具は、毛糸用の「とじ針」と、穴を再び編んで直していくための「ベラ針(メリヤス針)」。まずは、ニットと同じ色の毛糸を、穴の両脇の1列を通るよう右に左に縫っていきます。右から左へと糸を通し、それから穴をまたぐように折り返したら、穴をまたいだ部分の2倍ほどの長さを残しておきます。どうやらこの余分な毛糸は穴をふさぐために必要な長さのようです。
以上の作業を穴の大きさ分行ったら、次にベラ針を穴のほつれた部分の輪に下からすくい上げるように通し、横渡しされた一番下の段の毛糸をひっかけて穴に引き抜きます。同様に他の横糸も編んでいったら、毛糸を通したままのとじ針を上から“最後の輪”に通し、斜め上の編み目にいったん通してから、再び“最後の輪”に通して軽く引っ張り……って、もう分かんないよー!
ちなみに、その後もなんやかんや隣の列も同じように編んでいき、なんやかんやで穴は修復完了。もともとの穴の位置が分からないくらいきれいにふさがりました。これ、本当に「初心者向け」ですか……?
動画を見た人からは、「頑張って見てたけど途中から何が起きてるのか全くついていけなくなった」「凄すぎて目を見開いた とてもこんな技はできない」「プロ技すぎて、見ても直せないと思った」と「初心者向け」のタイトルを疑う声もちらほら。
また、「編み物の網目の構造をしっかり理解された上での凄技。。。素晴らし過ぎます!!」「仕上がりの完璧さに感動しました」「もはや神業だわ…こんなに綺麗に何事もなかったかのように修復してしまうとは…感動しました」とその技術力に感嘆する声も寄せられています。
画像はYouTubeチャンネル「Sunny TV」(@sunnytv668)から引用
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