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「日本のやり方には驚かされた」――“刑務所の朝食”600人前の調理に密着した様子が「どこもこうあるべき」と海外で話題に(1/3 ページ)

すごい量だ……。

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 日本にある刑務所の朝食作りの実態に迫った動画が、YouTubeで350万を超える再生回数を記録するほど話題に。コメント欄では海外から驚きの声も寄せられています。

“刑務所の朝食”600人前を調理

 動画をアップしたのは、さまざまなジャンルの飲食店の裏側を撮影しているYouTubeチャンネル「食えもん(@Japanesefoodcraftsman)」。人気の名店を中心に紹介する普段とはかなり趣向を変えて、この動画では兵庫県加古川市にある播磨社会復帰促進センターの朝食調理風景を追います。調理は受刑者が行うのですが、その量は毎食600人分。隣にある少年院の分も含めて食事の用意をしているそうです。

作業するのも受刑者。料理を始める前に全員点呼をとります
600人分のみそ汁を一気に煮るので、鍋の大きさもハンパない
ご飯も容器に盛ってから、重量をちゃんと測ります

 今回は朝食ということもあり、メニューはご飯にみそ汁、たくあんと海苔といった程度。しかし巨大な鍋で大量のみそ汁を調理する過程は迫力があります。また、刑務所であるため規律は厳しく、おかずや汁物の量まで刑務官によって監督されるそうです。完成した朝食は普通においしそうで、ちょっと食べてみたいような気持ちになります。

たくあんの量について刑務官から注意される場面も
配膳も担当の受刑者が行います
普通においしそう

 厳しい管理のもと大量の朝食が調理される光景に、コメント欄では「日本のやり方には驚かされるばかりだ」「秩序、清潔さ、規律、尊敬、すばらしい仕事ぶりだと思う。どこでもこうあるべきだ。私はそれを尊敬と称賛の念を持って見ている」と海外から驚きの声が寄せられました。

 なお、「食えもん」では刑務所の昼食編も公開されているので、気になった人は見てみるといいかもしれません。

動画提供:YouTubeチャンネル「食えもん(@Japanesefoodcraftsman)」

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