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「焦げ臭い匂いがする」 セガ「リアル猫型ロボット」で発熱→生地焼ける…… 販売停止に「深くお詫び」(1/3 ページ)

購入客からの報告で発覚。

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 セガ完全子会社のセガ フェイブは、猫型ロボット「KIMITラグドール ホワイト/ブラウン」(以下、「KIMIT」)の内部部品が発熱し、生地が焼ける不具合が発覚したとして、商品を販売停止すると発表しました。

kimit セガの「ネコ型ロボット」発熱で販売停止(画像はKIMIT公式サイトから)

使用中止呼びかけ

 「KIMIT」は2024年2月に発売。100匹以上の本物の猫の動きをデータ化し、ディープラーニングにより分析することで、本物さながらの猫の仕草を楽しめることが特徴です。価格は1台3万3000円でした。

 3月28日、商品を購入した人から「商品から焦げ臭い匂いがする」との報告を受け同社が原因を調査したところ、モーターを制御するICが発熱し、そのICおよびモーターユニットカバーに接触している生地が焼損していることを確認したといいます。

 発表時点で不具合による発火、ケガなどの報告はないとしつつ、「お客様の安全を第一に考え、本商品の販売を停止するとともに、お客様のお手元にある本商品を回収させていただくことになりました」と説明。使用者に対しては「電源をオフにして使用を中止いただけますようお願い申し上げます」と呼びかけています。

 同社は購入客に対し封書を送り、回収案内を実施。その後、返送用の袋などを送付するとしています。また、中古品など二次流通での購入者に対しても、購入証明があれば返金を行うとのことです。

 同社は「『KIMIT』を温かく迎えてくださり、たくさんの愛情を注いでいただいた親愛なるお客様には、大変なご心配とご迷惑をお掛けいたしますこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪。今後は「再発防止に向け、品質管理体制の強化に努める所存でございます」としています。

 詳しい返品手段などはセガ フェイブ公式サイトに記載されています。

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