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岐阜県関市の飲料水メーカー・ビクトリーは、同社工場で製造した天然水にカビのような臭いがするとして、天然水約564万本を自主回収すると発表しました。
すでに100万本以上が回収対象になっていた
自主回収するのは「ピュアの森 2L」「ピュアの森 500ml」と「森のめぐみ 2L」「森のめぐみ 500ml」。賞味期限は2026年2月〜3月で、対象本数は合計約564万本に及びます。いずれも同社の側島第2工場で製造されたものです。
対象商品の一部に、ボトルのキャップ付近からの異臭が確認され、第三者機関による臭気分析によってカビ臭由来であると判明。その後の調査で、新たに借りたキャップ資材保管庫の雨漏りにより外箱にカビが発生したことを確認し、キャップのごく一部に臭気移りしたことを特定したといいます。
なお、中身の水からは、カビや細菌は検出されず、「お飲みいただいても、健康被害は無いものと考えております」と説明。同社は「お客様には大変ご心配とご迷惑をお掛けしましたことを重ねてお詫び申し上げます」と謝罪し、該当する商品がある場合は下記フリーダイヤルまで連絡してほしいとしています。
同社製造の天然水をめぐっては、イオンのプライベートブランド「トップバリュ」の商品などでもカビ臭が問題に。水からはカビ・細菌は検出されなかったものの、すでに100万本以上が自主回収対象となっていました。
【お客様からのお問合せ先】
株式会社ビクトリー 天然水回収窓口
フリーダイヤル 0120−126−500
受付時間 土・日・祝を除く 9:00〜17:00
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