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愛媛県松山市の伊予鉄道が、路面電車の運行中に起きた“ヒヤリハット”事例を紹介する動画を公開。現役運転士のインタビューやドラレコ映像を参考に注意を呼びかけています。
路面電車の“ヒヤリハット”
動画を投稿したのは、伊予鉄グループのYouTubeチャンネル「【伊予鉄公式YouTube】いよ子チャンネル」。現役の運転士が体験した“ヒヤリハット”事例を紹介しています。
具体的な例として挙げられたのは、右折車による進路妨害。迫ってきている路面電車に気が付かなかったのか、右折したクルマと衝突しそうになったという事例です。
「気が付かずにうっかり……」「路面電車に対する目測を誤った」というケースが多そうですが、スピードを出して路面電車の前を強引に右折していくクルマも見られます。ドラレコ映像の中には、歩行者が強引に横断するという場面も……。
こういった事例は、路面電車の運転士たちによる勉強会などで体験談やドラレコ映像を共有することで、事故を回避しようと確認し合っているそうです。運転中は周囲の動向に目を配りながら、広い視野を持って「かもしれない」と事前に状況を判断しながら乗務を行っているといいます。
運転士歴10年5カ月の山崎さんは、「電車はすぐには止まれません。また、避けることもできません。電車も、自転車・歩行者も、お互いが譲り合いながら、事故のない、より良い街にしていきましょう」と呼びかけています。
画像は伊予鉄グループのYouTubeチャンネルより引用
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