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4月でこんなに!? 「熱中症を防ごう」と呼びかける消防署が検証する“車内の温度上昇”実験の結果が恐ろしい(1/3 ページ)

猛暑を迎える前に見ておこう。

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 春の大型連休を目前に控え、初夏らしい暖かい日が増えてきました。同時に熱中症発症のリスクが少しずつ高まっている中、「自動車の車内温度の危険性について」を検証する動画がInstagramに投稿されています。

検証開始から30分で限界値を越えた……!

 動画を公開したのは、京都消防署公式Instagramアカウント(@kyotoshobo)。熱中症予防の啓発として「屋外に駐車した自動車車内の気温がどれだけ上昇するか」を検証しています。

 場所は、消防署本庁舎前。撮影開始時の外気温は午前11時で20.1度からはじまります。天気は晴れ。開始時点での車内温度は22.7度です。

車内温度 熱中症 検証動画 熱駐症 検証開始

 10分経過すると、車内の温度は37.6度にまで上昇します。あっという間に温まっているのがわかります。

車内温度 熱中症 検証動画 熱駐症 検証10分経過

 30分経過した時点で、温度計測器の限界値を越えてしまいエラーになってしまいました。これは車内の温度が50度を超えたことを意味します。外気温は21.2度、車内で過ごしていたら居ても立っても居られない暑さです。

車内温度 熱中症 検証動画 熱駐症 検証30分経過

 検証の結果、過ごしやすい外気温であっても車内の温度は非常に高くなることがわかりました。車内に子どもやペットを絶対に置き去りにしないことはもちろんですが、暑さに弱いものを車内に置かないほうがよさそうです。

 京都消防署公式Instagramアカウントでは他にも「誘導灯の解説」や「コンロに関する火災を防ぐポイント」など防災動画を投稿しています。

画像は京都消防署公式Instagramアカウントの動画より引用

物書きモトタキ

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