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重機の操縦レバーになぜか「ウサギとカメ」のマーク→一見“不思議”な表記が「単純かつ言葉いらず」と好評(1/3 ページ)

言葉が通じなくとも世界的に伝わるデザイン。

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 重機の操縦レバー脇に示された、ウサギとカメのマークが秀逸です。レバーを倒すとどうなるのか、簡単に想像がつく。

ウサギとカメ ウサギは速く、カメはゆっくりといった感覚。正確には回転数を調整するレバーなので、若干ニュアンスは違うとのこと

実はISOに定められた国際規格

 投稿者は、発破技士のりょうさん。(@CL50BOAT)さん。現場にあった重機の操縦席を見て、「こんなにも単純かつ言葉が分からなくても分かりやすい操縦レバーがあるもんかね?」とX(Twitter)で紹介したところ、分かりやすいと好評を博しました。

ウサギとカメ 言葉もなしに意図が伝わる

 実はこのマーク、ウサギは「Fast operation(高速運転)」、カメは「Slow operation(低速運転)」の意味でISO(国際標準化機構)に定められた国際規格。主に土木機械や園芸機器に使用されており、Xでは「コンバインで見た」「古いミシンがこれだった」といった声も寄せられています。

画像提供:発破技士のりょうさん。(@CL50BOAT)さん

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