「推しメン迷う」「松井稼頭央監督が最強過ぎる」 ライオンズの選手たちが変身した「LIONS COLLECTION」について球団に聞いた(1/2 ページ)
球場に行ってみたくなる。
プロ野球球団・埼玉西武ライオンズは、特別イベント「LIONS COLLECTION」の第1弾を5月24日から26日にベルーナドームで開催します。ユニフォームを脱ぎ、まるでアイドルやモデルのように変身した選手たちのビジュアルが話題のこの企画。球団広報に企画の意図を聞きました。
「LIONS COLLECTION」は、ライオンズの本拠地・ベルーナドーム(埼玉県所沢市)での野球観戦を通じて、「お気に入りの選手を見つけたり、選手や球場の意外な魅力を発見したりしてほしい」という思いから企画されたイベント。5月に開催されるオリックス・バファローズとの3連戦では、撮り下ろしビジュアルが公開されるほか、さまざまなイベントが企画されています。
XなどのSNS上では、イベント告知の投稿の引用リポストが1900件を超えるなど、12選手と監督が私服風の衣装で撮影したビジュアルに大きな注目が集まりました。
キャプテンの源田壮亮選手や、新加入の武内夏暉投手・甲斐野央投手は、アイスなどのスイーツを手にしたかわいらしいコンセプトで、さわやかなアイドル風に変身。エースの高橋光成投手や松井稼頭央監督は、黒やブルーを基調とした衣装とコンセプトでクールなモデル風に変身しています。
プロ野球選手のビジュアルといえば、通常はユニフォーム姿で撮影されたものがほとんど。球団広報によると、このような私服風ビジュアルを撮影したのは、プロ野球チームを好きになるきっかけが「選手や監督など人起点であることが多い」ことに着目したからなのだとか。既存のファンに加え、まだライオンズを知らない人に向けて「ライオンズを知り、魅力を発見する機会になれば」と考えられたのが、一見野球選手に見えないこのビジュアルだったといいます。
ビジュアルに登場しているメンバーは主力選手を中心に選出。普段は着ない衣服を着用しての撮影に、緊張したり恥ずかしがったりする選手もいつつも、総じて楽しんで撮影に臨んでいたそうです。
撮影の様子はYouTubeで公開中。こちらには、「他球団ファンなのに最後まで見ちゃった 高橋光成選手、こんな感じなんですね!! ギャップがあって可愛い」「西川はもう普通にイケメン若手俳優って嘘つかれても信じるなってくらいの仕上がりやん」といったコメントのほか、「こういう企画に監督出てくる球団初めて見た笑 しかもダントツで慣れてる」「みんな可愛くてかっこいいなと思っていたら監督がすべてを掻っ攫っていった。 監督バチイケ過ぎるでしょ」など、松井監督のビジュアルに驚く声が届いています。
ライオンズや野球にあまり馴染みがない人には「この人、誰だろう? アイドル?」と興味を持つきっかけになり、普段応援している人には選手たちのギャップを楽しめるこの企画。5月24日から26日の試合では、この撮り下ろし写真を使ったフォトパネルがベルーナドーム内に設置されます。また、オリジナルチェキフレームからお気に入りのフレームで撮影ができるイベント(各日150枚限定)を実施。先日まで受注販売されていた「LIONS COLLECTION」グッズとは異なるイベントグッズの販売も予定されています。
「ライオンズやプロ野球をあまり知らない方に、ぜひベルーナドームでの野球観戦を通して、自分なりのお気に入りを見つけていただきたいと考えております。野球のルールや選手名を知らなくても、球場でしか味わえない非日常感や、12球団最大級の店舗規模を誇るグルメなど、さまざまなイベントを実施しておりますので、どなたでもお楽しみいただけると思います」と球団広報。
現地での野球観戦は、観戦以外の楽しみがあるところも魅力です。また、ベルーナドームは周囲に自然があふれており、屋根の隙間から緑が見え、自然光が入る球場。5月はピクニック気分で「初めての観戦」に足を伸ばしてみるのもいいかもしれません。
「LIONS COLLECTION」第1弾は、5月24日から26日のオリックス・バファローズ戦で開催。5月26日には、来場者全員(一部座席を除く)に「サマーニットデザインユニフォーム」が配布されます。また、7月5日から7日の千葉ロッテマリーンズ戦では「LIONS COLLECTION」第2弾を開催予定です。
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