「写真にしか見えない」「まるで本物」 ざっくり塗られた猫の絵 → “ある瞬間”から超リアルになっていく様子が天才の技【伊】(1/3 ページ)
この絵の猫、生きてるよね?
写真のようにリアルな絵ってどうやって描いてるの……? その疑問に応える動画がYouTubeに投稿されました。
体温が感じられそうな猫が出現
投稿者は、写真のようにリアルな絵を描くイタリア人イラストレーター、Marcello Barenghi(@marcellobarenghi)さん。今回は、自身が飼っている黒猫「ケンシロウ」を描きました。
まずは鉛筆でだいたいの形をとっていきますが、線に一切の迷いがありません。そしてざっくりと全体を絵の具で着色し、徐々に細かく筆を入れて毛並みの質感を出していきます。
ひと通り色を塗った段階ですでにかなりの完成度。もうこのまま完成でもいいくらいですが、写真のようなリアルさはまだなく、あくまで“絵”という印象です。
ところが、エアブラシで陰影を付けると一気にリアリティがアップ。色鉛筆なども駆使して毛並みの陰影やハイライトを細かく描き込んでいき、黄色に輝く瞳もていねいに描いたら仕上げの段階へ進みます。
白いペンでひげや眉毛を描き入れて細部を調整すると、体温が感じられそうなふんわりとした毛並みの黒猫が紙の上に現れました。すごい……!
なお、制作にかかった時間は4時間40分とのこと。動画の後半にはモデルとなった黒猫「ケンシロウ」も登場し、絵と変わらないりりしい表情を見せてくれました。
描くプロセスを見てもとても真似できそうにない超絶技巧に、動画視聴者からは「描いているのを見ても、写真じゃないって信じられない」「紙から飛び出してきそう」「毛並みの描き方がすばらしい」「魔術師だ」「まるで本物」といったコメントが寄せられています。
なお、同チャンネルではこの他にも、超写実的な絵画作品の制作動画が多数公開されています。
画像引用:Marcello Barenghi(@marcellobarenghi)さん
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スムーズに完成させる様子が心地いい。