5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回紹介するのは、段ボールで「ドリンクバー」や「自動販売機」を作る動画です。
動画は、2022年3月にYouTubeチャンネル「DanCreator / 段クリエイター」(@dancreator)で公開されたもので、記事執筆現在までに1300万回以上再生されています。段ボールとは思えない超リアルな内部構造や精密なギミックに注目が集まりました。
ドリンクバー
まずはドリンクバーを作っていく様子が披露されています。
外装はほぼ段ボールで作られており、各種ジュースを選ぶボタンも段ボールのみでバネになるようになっています。また、内部ではペットボトルのフタに穴をあけてチューブを通しており、それをモーターやボタン部分につないでジュースが提供される仕組みになっています。
さらに本体には貯氷ケースやトングをかけておくスタンドが備わっており、利用時にはグラスに氷を入れられるなど、細部にもこだわりが見えます。
缶ジュースの自動販売機
次に身長よりも高い缶ジュースの自動販売機を段ボールで制作。これは100円で1本のジュースが買えるシステムになっています。コイン投入口では硬貨の大きさの違いで判別して、別の場所に投下されるようなシステムとなっており、ちょうど100円分が入ると「100」のランプが点灯。
完成した自販機では、お金を入れボタンを押すと、本物の自販機さながらに缶ジュースを購入可能です。さらに、本物の自動販売機のように、製品ディスプレイとなる前部分が扉として開き、ちゃんと缶ジュースを補填できるようにもなっています。すごっ!
カップラーメン自動販売機
最後はカップラーメンの自動販売機を作っていきます。段ボールながら、購入後にはまさかの給湯できる仕組みに! デザインは日清食品の「カップヌードル」用自販機をリスペクトしています。
給湯システムには魔法瓶の水筒を使用。電動ドリルでフタに穴を開け、お湯を入れた水筒を接続。チューブで本体につないでおきます。硬貨をコイン投入口から入れると給湯スペースが光るという演出もリアルです。
購入したカップラーメンを取り出し、給湯スペースにセットして給湯ボタンを押したら、お湯をそそいでくれるという何とも楽しい作品になっています。
動画には「プロみたいな人」「ドリンクバーと自動販売機の構造を知っていて なおかつダンボールで再現出来る手腕が凄い」「控えめに言って天才」「めちゃくちゃすごい」と内部構造のアイデアや再現力を絶賛する声とともに、「凄いな 今度ダンボールでメダルゲーム作ってください」とリクエストする声が寄せられました。
動画提供:YouTubeチャンネル「DanCreator / 段クリエイター」さん
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