谷間に小さな部屋が密集……!? そんな変わったマンションの紹介動画がInstagramに投稿されました。個性的な造りが反響を呼び、原稿執筆時点で2万1000件の“いいね”を記録しています。
小さな部屋がびっしり密集
動画を投稿したのは、オシャレな物件やお得な物件をメインに紹介している「RoomPa」のInstagramアカウント(@roompa__)。
今回紹介する物件は、渋谷駅徒歩5分の10階建てワンルームマンションの1階で、占有面積は17.5平方メートル。家賃は12万円です。(※本記事の物件情報は動画公開時点のもの)。
マンション正面からの眺めはまるで谷間のよう。“谷”の両側には小さい部屋がびっしりと密集しています。1974年に建てられたとは思えないモダンな造りです。
左右に分かれた部屋は互いに向かい合っていますが、窓は高い位置にあって斜め上へ向かって開口しているので、お向かいさんと目が合うことはなさそうです。
エントランスはなんと回転ドア。マンションとしては非常に珍しい入り口です。
天井にスイッチ、2つ目の玄関……!?
部屋に入ると電気のスイッチが入り口を入ってすぐの天井にあります。キッチンも近くにありますが、コンロのスペースはないので自炊派にはちょっと厳しいかも。
室内はグレーのカーペットとコンクリート打ちっぱなしの天井がなかなかスタイリッシュです。そして、壁にはなぜか大きな鏡が……。ダンスの練習などには便利そうですね。
高い位置の窓は横に大きく開口しているので、1階の部屋でもプライバシーを守りつつ採光できそうです。
窓のそばには据付のデスクがあり、その横には2つ目の玄関があり、そこから外へ出られます。これまた変わってるな……。
最後に紹介されたのがトイレ一体型のユニットバス。ここもまたバスタブが洞窟のように囲まれた珍しい造りになっています。
クセ強物件に衝撃の声
「それにしてもこの物件、クセ強すぎでしょ」と紹介者も驚くこの物件に対し、海外からも「ラーメンはどこで調理しますか?」「なんて奇妙な場所なんだ」などの声が寄せられています。
また、同じく小さな部屋が密集しており、2022年に解体された中銀カプセルタワービル(東京・銀座)を引き合いに出した、「これが中銀タワー2.0でしょうか?」「中銀はなくなったが、中銀の部屋はまだある」といったコメントも見られました。
動画提供:RoomPa(@roompa__)
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