北海道に出店しているコンビニ各社の出店状況が一目で分かる地図がX(Twitter)で話題に。地元に本社を置くとあるコンビニが、北海道全土の約98%に出店しているという状況を目の当たりにした人から驚く声があがっており、記事執筆現在までに375万回以上表示され、約2万2000件の“いいね”を獲得しています。
この地図を投稿したのは、北海道に本社を置くコンビニ「セイコーマート」(以下セコマ)への愛を発信している「セイコーマート全部行く」(@ILOVESeicomart)さん。今回はセブン‐イレブン、ローソン、ファミリーマート、そしてセコマの出店状況を比較しました。
セコマ強し……!
地図を見ていくと、さすがのセコマは北海道の全179市町村のうち5つの町や村をのぞき、離島も含めて174市町村に出店しています。
まだ出店していないのは雨竜郡幌加内町(うりゅうぐんほろかないちょう)、樺戸郡浦臼町(かばとぐんうらうすちょう)、樺戸郡月形町(かばとぐんつきがたちょう)、古宇郡神恵内村(ふるうぐんかもえないむら)、勇払郡占冠村(ゆうふつぐんしむかっぷむら)の5町村です。
一方で、北海道への出店がかなり少ないのはファミリーマートです。札幌市を中心に西部にしか出店していませんが、セコマのない月形町に出店しています。
意外にも善戦しているのはセブン‐イレブンです。北海道の北部・宗谷エリア以外はかなりの店舗数が出店されており、ファミリーマート同様にセコマのない月形町にも出店しているのが確認できます。
そしてセブン‐イレブンほどの多さではないものの、ローソンも北海道全土にあるようです。さらに、セコマのない浦臼町と月形町にも出店しています。
この地図を見た人からは、「セイコーマートだとなぜかわかってしまう」「圧倒的じゃないか!」と、セコマの強さに驚く声が多数寄せられました。「セブンイレブンが意外がんばってる そしてセイコーマートが無い町があるなんて驚き」「北海道ってファミマこんなに少ないのか。言われてみればほとんど見なかった気がする」と、あらためてコンビニの出店状況に興味を抱く声も上がっています。
なお、セコマの赤尾洋昭社長は2023年10月に「Impress Watch」の取材において出店していない地域について言及。赤尾社長は当該5町村は出店が非常に厳しい場所か、もしくはセコマが出店することで地元のスーパーの経営が困難になる可能性がある地域であり、現在その場所へ出店する予定はないと話しています。
画像提供:セイコーマート全部行く(@ILOVESeicomart)さん
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