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でんじろう先生が「ゴジラ-1.0」の“あの作戦”を決行……!? 「気泡で物体は沈むのか」を検証した実験に「ゴジラと戦う気満々」の声(1/3 ページ)

気泡で物体を沈めるには、ちょっとした条件が必要な様子。

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 大量の気泡で水中の物体が包まれると、浮力がなくなって水中に沈む――「ゴジラ-1.0」でも引用されたこの現象を米村でんじろう先生が検証した動画が、YouTubeにて33万回再生されています。どうやらストレートに気泡を発生させても、そのまま沈むわけではないようで……?

泡で囲むと物体は沈む? でんじろう先生が検証

 動画が投稿されているのは、中京テレビで放送されている番組「でんじろう先生のはぴエネ!」の公式YouTubeチャンネル(@hapiene)。この回では「泡で物体は沈むのか」をテーマにでんじろう先生が実験を行います。

 まずは、アクリルの筒の中に筒の直径とほぼ同じサイズのボールを浮かべ、下から気泡を出します。すると見る見るうちにボールが沈没! 「物体が押しのけている水の重さと同じくらい浮力が発生する」というアルキメデスの原理に従って浮いているボールですが、周囲に気泡が大量発生すると押しのけている水の量が小さくなるので浮力も減少し、そのまま沈んでしまうのです。

気泡に包まれると水中のボールが沈む! 不思議だ〜
アルキメデスの原理の前提を崩すと物体は沈むのだ

 次の実験では、水槽の中に浮かんだアヒルの下から気泡が。ところが、水槽の中ではアヒルが浮かんだままです。この場合、気泡が散らばってしまい浮力を減少させることができないそうで、アヒルの周囲を筒で囲うことで無事に浮力が減少し、水槽の底にアヒルを沈ませることに成功しました。

あれ? 水槽だと沈まんじゃないですか……
大事なのは気泡の密度らしい

 この「気泡で物体を沈める」という理屈は、「ゴジラ-1.0」の“海神作戦(わだつみさくせん)”で採用されていたもの。あれ? ということは海中でそのまま気泡を発生させても、厳密には周囲を囲わないとゴジラは沈んでくれないってこと……?

 誰がどう見ても“海神作戦”の検証動画にしか見えない内容に、コメント欄では「ゴジラと戦う気満々のでんじろう先生」「大怪獣に備える軍師でんじろう」「ゴジラの作戦の原理がわかりやすく説明してくれてとても助かる」といった声が続出。でんじろう先生がいればゴジラが来襲してもなんとかなるかもしれないな……と思ってしまうような動画でした。

※画像は「でんじろう先生のはぴエネ!」の公式YouTubeより引用


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