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「FBI持ってきて!」 救命講習で“要求されたもの”に4万いいね→体験談が続々集まる事態に「ぜんぶ間違ってる」「ほらあれ」(1/3 ページ)

言いたいことは分かる。

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 救急救命講習で「AEDと間違えて要求されたもの」の一覧が、X(旧Twitter)で約4万7000件のいいねを集めるほど話題になっています。笑ってはいけない救急救命講習だ……。 

大真面目に間違う人が続出

 話題になっているのは、予備陸上自衛官でゲーム実況配信者でもあるXユーザー・Grant Coward(@SgtCoward_BO)さん。「弊社で開催された救急救命講習においてAEDの代わりに要求されたもの一覧」と、AEDの代わりに出てきたワードを紹介しています。

ATM (現金自動預払機)
ADO (アーティスト)
AGF (味の素)
DEA (アメリカ麻薬取締局)
FBI (アメリカ連邦捜査局)
IED (即席爆発装置)
OCN (プロバイダー)
OEM (商標受託製造)

 AEDとは、突然心停止を起こして倒れた人を、居合わせた人たちがその場で使って命を救うことができる医療機器のことです。

 駅や学校、役所、大型商業施設など公共性の高い場所に設置されていることが多いのでその存在は知っていても、正確な名称を覚えている人は少ないのかもしれません。とはいえ、1文字もかぶってないものはさすがに笑ってしまいそうになります。

 Grant Cowardさんは続く投稿で、「*ちなみに全員、大真面目です」と追記しています。

AEDの使用方法
AEDの使用方法

続々と出てきた言い間違い例

 個性豊かな言い間違いワードに、Xでは「わたしはLED(電球)とADL(日常生活動作)をはりきって大きな声で要求しました」「なんだっけ、APIじゃなくてEDIでもなくて、ほら、あれ、あれよ、オレンジ色の、死んじゃった時に使うやつ、という会話を先日した。ぜんぶ間違ってる」「ART(千葉県警刑事部特殊部隊)を要求している人は見たことある」「自動車学校で教官がABSっていってて心のなかで止めんなよとつっこみながら笑いこらえてた」「新採研修でQEDを要求したことがある。証明完了」など、さまざまな言い間違い例が上がっています。

 一方で、「場面を理解しててアルファベット3文字ならみんなAED持ってきてくれるんやろな……」という声も見られました。

言い間違いを恐れず、命を救う行動を

 Grant Cowardさんは予備陸上自衛官として毎年、AEDを使用した救急救命訓練を受けているそうで、話題になった投稿については「救急救命の現場にあっては、たとえ講習や訓練を受けていてもテンパります。たとえATMと叫ぼうがFBIと叫ぼうが周囲は必ず察して応えてくれますので、臆せず勇気を持って対応していただき、またそのような現場に遭遇された場合には、今日のこのおもしろツイートを思い出してお手伝いくださいますと幸いです」とコメントしています。

ポスト提供:ベイルアウトしたGrant(@SgtCoward_BO)さん

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