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「2人が天国で会えますように」 101歳の祖母が最期まで大切にしていた「約80年前のラブレター」に涙(1/3 ページ)
戦争で負傷した祖父が、終戦後に療養所から送った一通なのだそうです。
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101歳で大往生を迎えたおばあさんが生涯大切に保管していた、「約80年前のラブレター」が、「素敵な話」とX(Twitter)で注目を集めています。
約80年前のラブレター
話題の手紙は、XユーザーのHina(@Hinasoprano)さんが祖母の葬儀で見つけた遺品。送り主は祖母の婚約者――つまりHinaさんの祖父で、終戦後に療養所でしたためたものだといいます。
足を撃たれ重傷を負いながらも、「手や足、ましてや命を失った人を思うと自分は幸福だ」と語るおじいさん。達筆でていねいにつづられた文は、やがて「貴女の愛の手にすがってみたい気持ちで一杯です」との願いに変わり、「最愛の貴女へ」と締めくくられていたのだそうです。
戦争で隔てられていた2人の心情を思うと、複雑な感情がこみ上げるこの手紙。「少し早く天国へ行った祖父は祖母を待ちに待っているのでは」と、Hinaさんは語ります。
そして手紙は火葬の際にひつぎへ入れられ、おばあさんと一緒に空へ登ることとなりました。Xでは「全てが美しすぎる」「2人が天国で会えますように」などの反響を呼んでいます。
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