大型の猛禽類「イヌワシ」がつかんでいるのは……。貴重な瞬間を収めた動画がX(Twitter)で公開され、記事執筆時点で667万件表示、6万1000件のいいねを獲得するなど話題を集めています。
力強く飛ぶイヌワシ
投稿者は、自ら撮影した鳥類の写真や動画を投稿している岡本幸太郎(@okamotokwasemi)さん。岡本さんは「子鹿を持つイヌワシ」というコメントとともに、イヌワシが息絶えたであろう子鹿を持ちながら1分以上も飛び続ける動画を投稿しました。
イヌワシは翼を広げると約2メートルにもなる大型の猛禽類で、日本では北海道から九州の山岳地帯に生息。握力がとても強く、今回の動画でも子鹿をゆうゆうとつかんでいます。
周囲を見渡しながら、ほとんど羽ばたくことなく風を操るように滑空。イヌワシの生態に加え、自然界の厳しさも肌で感じられる貴重な動画です。
感動と驚きの声
同投稿には、「あの大きさで小鹿を運べるんだものなぁ」「自然界の営みに感動させられる。こんな優雅に飛んで鹿がぶら下がっているのに…美しさがすごいよ」「人間の価値観だと残酷にも思えるけど、自然の営みか。それにしてもまったく羽ばたかなくても、これだけ飛べるとは恐れ入る。撮影している人の技量も凄い」「“猛禽類”と呼ばれる由縁がわかる衝撃的な映像。これが弱肉強食の自然の厳しさか……」「この動画大変貴重です、こんな鮮明に見えるのは初めてです。野生のイヌワシの力強さを感じました、貴重な映像ありがとうございます。」などの反応が寄せられています。
岡本さんはこの他にも、カワセミなどの野鳥の写真と動画をXアカウント(@okamotokwasemi)やInstagramアカウント(@koutarou___okamoto)で公開しています。
動画提供:岡本幸太郎さん
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