「iPad書道はいいぞ」 → 圧倒的な達筆とアプリの完成度に1000万表示 「アプリも書いている人もすごい」（1/3 ページ）

消え方もおしゃれ。

[五月アメボシ，ねとらぼ]

　“iPad書道”を勧める動画がX（Twitter）に投稿されました。見事な作品も反響を呼び、記事執筆時点で1000万回以上表示され、9万件近い“いいね”を集めています。

見事に書き上げた「愛」

　投稿者は、“誰かの言葉”を手本にボールペンで字の練習をしたものを公開している書きちらし（@kakichirashi）さん。今回の投稿ではiPadとアップルペンシルを使った“iPad書道”を紹介しています。

本物の筆のような筆致

　「iPad書道はいいぞ」と投稿した動画は、本物の筆で書いているような筆致で「愛」の文字を書いていくというもの。見事に書き上げたあとに右上のアイコンをタップすると、水ににじむようにして、文字が揺らいで消えてしまいました。

「愛」を書き終わる直前

揺らいで消える文字

　続く投稿ではiPad書道のいいところとして、「準備も片付けも簡単」「手が汚れない」「線の強弱が適度に難易度高くて面白い」「いくら練習しても紙の使用量ゼロ」「即時データ保存ができ、好きなファイル形式で先生に提出できる」を挙げています。一方でイマイチな点として、「墨の香りがない」「iPadが高い」の2点があるとのこと。

出したい線を得るには苦労

　書きちらしさんが使用しているアプリは「Zen Brush 3」。線の感じは力のかけ方やペン先の角度で変わるので、出したい線を得るには苦労しているそうです。

　しかし、それは楽しい苦労のようで、「筆における穂先の制御とは別モノのテクニックですが、これはこれで追究しがいがあって楽しいですよ」ともつづっています。

「アプリもすごいし、書いている人もすごいな！」

　見事なツールとそれによる作品にリプライや引用リポストでは、「素晴らしい腕前!!」「めっちゃいいですね」「アプリもすごいし、書いている人もすごいな！」「すごい！　こんな筆の感じが出るとは！」「墨汁アレルギーだからイイなぁ」などの反応が寄せられています。

画像提供：書きちらし（@kakichirashi）さん