あじさいを挿し木から育て、4年後……驚くほどの成長ぶりをまとめた動画がYouTubeに投稿され、反響を呼んでいます。記事執筆時点で動画は11万再生を超え、1500件以上の高評価を獲得しました。
投稿者は、ガーデニング情報などを発信しているYouTubeチャンネル「ohana chan」さん。今回注目を集めているのは、あじさいを挿し木から育てた4年間の記録です。
秋色あじさいを挿し木から育てたら……
2020年の7月に購入した秋色あじさい。まずは、花を落としたり、枝の下部分を斜めにカットしたりして、挿し芽専用土に2本植えました。そして夏の間はしっかり水を与え、明るい日陰の風通しの良い場所で育てていきます。
挿し木をして2カ月後の9月、枝から根がのびてきたため肥料入りの培養土を使い5号鉢に植え替えました。秋の肥料は花が咲くためにとっても大切なので、元肥を必ず入れるのがポイントとのこと。続けて、水やりをしてしっかり日にあてます。
土の中から新しい芽が出てきたのは12月。引き続き軒下に鉢植えを置き、乾かしぎみに春まで育てていきます。冬を越えて3月、芽がすくすく育ったので新しい芽の上の茎をカットしておきます。
そして3カ月後の6月、あじさいのシーズンがやってきました。挿し木から育てたあじさいは、見事に紫の花を咲かせてくれたのでした。
2年目、3年目はもっと大きく
ここからあじさいを大きくするため、脇芽の上をカットしバラ鉢10号へ植え替えます。夏はしっかり水をあげ、冬は外で越冬をし寒肥で栄養をたっぷり与えて、2度目のあじさいシーズンがやってきました。挿し木2年目を迎えたあじさいは、1年目より大きく育ち、花の数が約3倍に増えています。すごい!
さらにあじさいを増やすため、3年目は木質堆肥、腐葉土、牛糞で耕した土に地植えをすることに。夏から春にかけてはバラ鉢10号へ植え替えたときと同じように、夏にしっかり水を与えて2月〜3月ころに寒肥を入れます。
3年目に突入したあじさいは、2年目の約2倍ほどに育ち、美しい花をたくさん咲かせていました。地植えに変えたことで、色も少し変化していることがわかります。美しい……!
4年目のあじさいは……
引き続きあじさいを育てるohana chanさんは、7月に花を落とし、9月に有機肥料を与え、夏から春にかけて昨年と同じ作業をしました。
月日が流れ、4年目のあじさいが開花する時期。さらにすくすくと育ったあじさいは、人の体をすっぽり覆い隠すほどの大きさに成長! 数えきれないほどの花が咲き、こんもりと丸く大きく育っています。
その姿は、1本の挿し木から育ったとは思えないほど立派で、まさに圧巻。あじさいの成長力に驚くとともに、挿し木からここまで立派に育てるohana chanさんの技術と愛情に感服です。
感動の成長ぶりに反響の声
コメント欄には「たくさん咲いた花が美しい」「本当に参考になります!」「素晴らしいアジサイですね。もう挿木の天才です!」「圧巻」「どれもとっても美しくて愛情込めて育ててらっしゃるのが伝わってきます!」「師匠の管理の丁寧さに尊敬」など反響の声が寄せられています。
他のあじさいの成長ぶりにも注目
同動画では、他のあじさいの成長過程や寄せ植えした様子も紹介しています。土の状態によって花の色が変わる様子や、珍しいあじさいが登場するので、気になる人はぜひ動画をチェックしてくださいね。
加えて、YouTubeチャンネル「ohana chan」では、ガーデニングにチャレンジしたくなるハウツー動画も多数公開中です。
画像提供:YouTubeチャンネル「ohana chan」
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