施主のこだわりとプロの技が詰まった新築物件の外構工事の様子が、YouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で15万回以上再生されるなど注目を集めています。
約半年の打ち合わせを経て着工
投稿したのは、奈良県で外構工事やお庭のリフォームをしている「いろは造園」のYouTubeチャンネル「Garden Produce TV / いろは造園」。今回話題となった動画は、新築物件の外構工事と庭造りの総集編です。この物件は道路に広く面しており、着工前は家の中や庭が丸見えの状態でした。
広く開放的な敷地を生かし、機能面やデザイン面の打ち合わせを約半年をかけて行った結果、“すごくいい感じ”なイメージパースが完成。カメラはついにやって来た着工日から、工事に密着しています。
出入りが楽になる施工からスタート
まずは、家への出入りがしやすいように、勝手口や玄関などのステップ、リビング前のタイルデッキを造っていきます。そして、お庭と駐車場の区切りにブロックを積むため重機で土を掘りつつ、勝手口の前にはテラスを取り付けてコンクリートを打ちました。ここは後から物干しざおや物置を設置し、天候に左右されずに有効活用できるスペースになります。
目隠しも外構工事の大切な役割
続いて、通行人と住人の視線が合わないように、目隠しとしてブロックを積み、上に目隠しフェンスを設置します。植木で外からの目線を隠す方法もありますが、管理が大変なため今回は外壁を作って視線を入りにくくするとのこと。目隠しフェンスは、スタイリッシュなシルバーカラーのものを使用することで、圧迫感を感じないように工夫しています。
ステップや玄関ポーチにタイルを貼ると、一気におしゃれな雰囲気に。玄関前には大きな花壇が、庭の一角には家庭菜園を楽しめるスペースも作りました。
歩くのが楽しみになるアプローチ作り、芝張り
続いて、玄関まで続くアプローチやお庭のスペースを造り上げます。帰宅時や夜間の明るさを確保するため、地面に埋め込むグランドライトも設置しました。
大掛かりな工事がだいたい終わり、今度は庭全体に芝を張っていきます。最後に花壇や敷地内のバランスの良いところに植栽を植えて……ついに外構工事は終了です!
見違えるビフォーアフターに感動
外から丸見えだった家や庭が、工事後は人目を気にせずくつろげる居心地の良い場所になりました。さらに、安全性や機能性、デザイン性までプロならではの視点で考えつくされていることがわかります。そのこだわりは動画で詳しく解説されているので、気になる人はチェックしてみてはいかがでしょうか。
いろは造園さんは、この他にも失敗しないお庭作りや無駄のない外構工事のノウハウをYouTubeチャンネル「Garden Produce TV / いろは造園」、X(Twitter/@irohazoen)、Instagram(@irohazoen)で公開しています。
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