【1分でわかる】着付けのプロが教える「今年こそ自分で浴衣を着る方法」 ひも2本で崩れない簡単着付けが「とっても分かりやすい!」(1/2 ページ)
今年こそ自分で浴衣を着る。
浴衣の着付け方を分かりやすく解説する動画がInstagramに投稿されました。動画は記事作成時点で9万9000再生を突破、1200件以上のいいねを獲得し「とっても分かりやすい」と注目を集めています。
投稿者は、着物の着付けを分かりやすく発信している着付け講師の松本智衣(@luri_iro_kimono)さん。話題の動画では、初心者向けにひも2本で浴衣を着る方法を分かりやすく解説しています。
肌着は必須!
着付けの前に、浴衣の下には必ず肌着を着用します。肌着は浴衣用や着物用の他、タンクトップとステテコでもよいとのこと。肌着は汗を吸収する他、足さばきがよくなる、透け防止になるなどの役割があります。
また、腰やウエストがくぼんでいる人は肌着の上からタオルを巻いてひもで結びます。これで下準備はOKです。
浴衣の着付け方
ここからいよいよ浴衣の着付けです。まずは浴衣を羽織り、背中側の布を両手で下に引き、首の後ろに空間をつくります。
次に、両手で浴衣を前後に持ち、床と裾を平行にしてから、布がお尻につくまで前に水平に引きます。
続いて、左手で体の幅が隠れる位置をはかります。左右の布を入れ替えて、布を持ち上げて体に着地させます。このとき、腰まわりを上になで上げて、布のたるみを伸ばしておくとよいそうです。
ひもを巻いていきます
腰骨のすぐ上に1本目のひもを巻いていきます。その際、後ろ上がりになるように巻くのがコツ。後ろでしっかりひもを締めたら、おなか側の右横でちょうちょ結びをして、余ったひもを挟みます。
次に襟の形を整えます。右手で肩の布を押さえて固定し、左手で布を引っ張ります。角度はのどのくぼみを隠すくらいがよいそうです。反対側の襟も同様に整えます。
左手でおなかをコの字になでて布を整えたら、2本目のひもをウエストに結びます。ここではきつく締めないように注意します。
最後に、後ろの縫い目と肩甲骨の下を軽く引っ張って整えたら、ついに着付けが完成! 小まめに形を整えながら着付けをすることで、シワにならず、美しい着こなしに仕上がっています。
「とってもわかりやすいです」と反響
動画には「とってもわかりやすいです」などの反響が寄せられています。難しいイメージのある浴衣の着付けですが、初心者にも分かりやすい松本さんの解説は、自分で浴衣を着られるようになりたい人の背中を押してくれる内容です。
また、別の動画では着付けの続きである「帯の結び方」も紹介しており、こちらも参考にできそうです。
松本智衣さんは、この他にもInstagramアカウント(@luri_iro_kimono)で「楽なのに美しい」着物のこなれ術を発信しています。
画像提供:「キモノるりいろ 松本智衣 着付け教室 神戸/西宮」(@luri_iro_kimono)さん
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