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どう見てもアレだ……! パリの美術館で“例のポーズ”の猫ちゃん絵画が発見される 「最高」「日本に来て」と猫好き歓喜(1/3 ページ)

パリの美術館にこんな状態の猫ちゃんが!

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 フランス・パリのオルセー美術館で、「やんのかステップ」をする猫の絵が発見され、X(Twitter)で話題になっています。

オルセー美術館
オルセー美術館(出典:PIXTA

オルセー美術館に「やんのかステップ」猫ちゃん現る

 投稿者は、ドイツ在住のXユーザー・しろいぬ(@taimou_fuwafuwa)さん。Xでは、目に映るすてきなものや日々の暮らしを発信しています。

 旅行でパリを訪れたしろいぬさんは、オルセー美術館に展示されていた1枚の絵画の写真を投稿。手足をピンと伸ばして背中を丸めている白い猫ちゃんが、木の前に立っている姿が描かれています。

しろいぬさんのX投稿
これはまさにあの状態(画像提供:しろいぬさん)

 この姿はまさに、猫が威嚇するときや驚いたときなどに行う謎の動き「やんのかステップ」……! しろいぬさんは、「ネコ好きフォロワーの皆様へ」「パリのオルセー美術館に、やんのかステップのネコチャンいました」と報告しています。

 「やんのかステップ」とは、猫が毛を逆立てて背中を丸め、サイドステップをするという摩訶不思議な動きのこと。まさかこんなに立派な「やんのかステップ」猫ちゃんが、オルセーにいるだなんて……!

 この作品は19世紀から20世紀にかけて活躍したフランスの画家ピエール・ボナールの油彩画「白い猫」(1894年)。実は、この作品で描かれているのは「やんのかステップ」ではなく「伸びをする猫ちゃん」なのだそうです。

 オルセー美術館の解説によると、ジャポニスムの影響を強く受けた画家であるボナールは、この作品でも構図や主題の選択に「日本からのインスピレーションが感じられる」とのこと。浮世絵師の葛飾北斎や歌川国芳の作品にはしばしば猫が登場しますが、猫の作品をたくさん描いたボナールもその影響を受けていたそうです。

 遠いパリで展示されている猫ちゃんの絵に、Xでは「最高だな。どうみてもどう考えてもやんのかステップ以外のなにものでもないもんな」「日本に来てくんねーかな」「この絵を知ってから、ネコチャンが同じポーズをとるたびに『おっ、ボナールの猫』と声をかけている」など、多くの猫好きから反響が寄せられています。

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