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「知ることって大切」 薬局で“半錠の薬”の用意に時間がかかる理由とは? 薬剤師の明かす“意外な裏側”が1700万再生の大反響(1/3 ページ)

これは時間がかかるのも仕方ない……。

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 少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回は2023年にYouTubeで公開され、通算1700万再生を記録したショート動画「半錠の薬ができるまで」を紹介します。

薬剤師 調剤薬局でかなり待たされることになる“半錠の薬”。でも、時間がかかるのには相応の理由が……

“半錠の薬”を作る意外な裏側とは?

 投稿者は薬剤師の舞台裏や適切な薬品の情報を発信している、薬剤師ナカショウ(YouTube)さん。この動画では、「えっそんなに時間がかかるの!?」と言われがちな、“半錠の薬”を処方する工程を紹介しています。

 処方箋で“錠剤を半分”と指定された場合、薬剤師の作業はシートから錠剤を取り出すところから始まります。さらに、スプーンや専用器具で割るといった細かい作業を求められるそうです。

薬剤師 ハサミで切ったりスプーンの背で割ったり、地味に面倒な作業の連続

 錠剤を割ったら、今度は梱包(こんぽう)やラベル付けといった作業が発生。機械の処理待ちもあり、どうしても30分はかかってしまうのだそうです。

薬剤師 錠剤が割れたら、1つ1つピンセットでつかんで専用の機械へ
薬剤師 包装する機械の出力待ちも発生

 時間がかかるのも致し方ないことが分かる動画は、コメント欄で「事情が分かると感謝の気持ちが生まれるので、やっぱ知ることって大切」「これ30分で仕上げてるの本当にすごい!」「マジで尊敬する」と大きな反響を呼びました。調剤薬局ではテレビでこの動画を流すべきでは? といった意見も寄せられています。

薬剤師 スマホなり本なり用意して気長に待ちましょう(出典:PIXTA

※動画提供:薬剤師ナカショウ(YouTubeX)さん

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