「求む、カラス語わかる人」必死に話しかけてくるカラスが1084万表示 ただ事じゃない雰囲気に「助け求めてる?」「これはね……」考察集まる(1/2 ページ)
充実した内容っぽい。
カラスが一生懸命何かを話してくる! そんなフレンドリーなカラスの様子がX(Twitter)に投稿され話題に。記事執筆時点でこの投稿の表示数は1084万件を突破し、“いいね”は9万件を超えています。すごく伝えたいことがあることだけはわかる!
おたる水族館へ訪れた投稿者さん
投稿されたのは「小樽総合デザイン事務局」の公式Xアカウント(@otarunet1)。話題になったポストは、投稿者さんが「おたる水族館(北海道小樽市)」へ訪れたときのこと。
トドプールで出会ったのはとあるカラスさん
投稿者さんがいるのはトドたちが過ごすプールの前。柵の上で佇む1羽のカラスが撮影している投稿者さんを意識しているのか、サイドステップで軽やかに近寄ってきました。ネームプレートの上に乗りカメラに顔を向けます。
そして身をかがめて「カー」ではなく「グウウ」といった低い声で鳴き始めたのです。それはカラスとは思えない、なかなか聞き慣れない声。普通に鳴けないのかと心配になりますが、他の鳥の声が聞こえると、それに応えるように「カア!」と元気良く鳴いていました。
カラスはさらにぐぐっと近づき、再びグルグルと喉を震わせるような声で鳴き続けます。高低や声質を変える様子は、何かを必死に伝えようとしているかのよう……。
一生懸命話してくれていますが、いかんせんカラス語はわかりません。そこで投稿者さんが「カラス語わかる人いませんか!!!!」と解読できる人を募ったところ、さまざまな解釈が集まりました。
カラス語解釈が多数集まりました
「仲間だと思って話しかけられてるそうです」「これは自分を飼育員だと思い込んでお客さんに一生懸命解説してますね」「何度か同じことを言ってるのはわかった」「親鳥に餌をねだる子、みたいですね(笑)お魚欲しかったのかな。」などなど。
さらに東京大学准教授であり動物言語学者の鈴木俊貴さんからは「結論→これはトドの鳴き真似 カモメの声真似も1回トライしていて(14秒)、このハシブトガラスにとっては遊びだと思います。」とのリプライも。確かに目をつぶって聞いてみるとトドの鳴き声にも聞こえてきますね。みなさんはどんなふうに聞こえましたか?
「小樽総合デザイン事務局」のXアカウント(@otarunet1)ではこの他にもお仕事情報や小樽を中心とした北海道の風景などを投稿されています。LINEスタンプも販売中です。
画像提供:小樽総合デザイン事務局(@otarunet1)さん
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