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実は2対1でした! パリ五輪フェンシング選手が敗北後に妊娠を公表「小さなオリンピアンを抱えてのオリンピックは格別」(1/2 ページ)

自身3度目の五輪。

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 エジプト代表のフェンシング選手ナダ・ハフェズが敗退後、Instagramで妊娠7カ月だったことを公表。「妊娠していたってできないことばかりじゃない。多くの女性が勇気づけられました」と大きな反響となっています。

ナダ・ハフェズInstagram
感極まるナダ・ハフェズ選手(画像はナダ・ハフェズInstagramから)

2023年3月に結婚

ナダ・ハフェズInstagram
困難に立ち向かう「その価値はあった」(画像はナダ・ハフェズInstagramから)

 ハフェズ選手は29日、サーブル個人部門の3回戦で敗退。Instagramでは思わず涙する自身の写真を投稿し、「妊娠7カ月のオリンピアン!」とおなかに赤ちゃんがいたことを公表しました。

 「あの場にいたのは2人に見えて実は3人でした! 私と対戦相手、そしてまだ生まれていない私の赤ちゃんです」とハフェズ選手。「肉体的にも精神的にも、私と赤ちゃんは困難を共有しました」と簡単な道のりでなかったことを伝えながらも、「その価値はあった」と夫への感謝も言葉にしています。

ナダ・ハフェズInstagram
2023年3月に結婚した夫と(画像はナダ・ハフェズInstagramから)

 リオデジャネイロ、東京に続き自身3度目のオリンピックを戦ったハフェズ選手。ベスト16という結果には満足しているともつづり「小さなオリンピアンを抱えてのオリンピックは過去2大会とは格別だった」と投稿を結びました。

 ハフェズ選手の告白には大きな反響があり、各国でニュースに。コメント欄には「妊娠との両立は並たいていのことじゃない。心から誇るべきです」「いつか子どもに話して聞かせてやりたい話ができたね」「やばいママがいたもんだ! 全エジプト国民の誇り」という声に加え、「2対1はひきょうじゃない?」とのジョークも寄せられています。

 なお妊娠中にオリンピックへ出場したアスリートはハフェズ選手だけではなく、東京五輪でも自転車競技銀の英代表エリノア・バーカー選手が大会後に「実は妊娠していた」と告白。五輪公式サイトでも妊娠中に五輪メダルを獲得したアスリートが紹介されています。

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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。

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