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ティッシュを一気に圧縮すると…… “シンプルなのに恐ろしい実験”が注目集める 「蛍光灯を割った」失敗談も(1/3 ページ)

やり方を間違えると危険です。

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 ティッシュペーパーを細長い筒の中で圧縮すると爆発する!? シンプルながら恐ろしい実験動画がYouTubeで注目を集めています。

ティッシュが燃えた!

 話題になっているのは、興味深い科学動画を公開するYouTubeチャンネル「GENKI LABO」の市岡元気先生による実験。細長い筒とピストンからなる圧縮発火器を使い、断熱圧縮という現象を説明します。

圧縮発火器 構造は水鉄砲や注射器に似ているが、危険のないよう金属などで堅固に作られている

 元気先生は、丸めたティッシュを素早い手つきで筒の底に詰め、ピストンを一気に押し込みます。すると、ティッシュはまたたく間に激しく燃え上がりました。無事、実験成功です。

圧縮発火器 ピストンを上から一気に押し込むと……
圧縮発火器 先端の小窓から激しい発火が見える

 ピストンを一気に押し下げ、気体を圧縮したことで、中の気体の原子や分子の運動エネルギーが増加。ティッシュが燃えるほどに内部の温度が急上昇したのです。

 コメント欄では「物理の授業で先生が見せてくれた」と懐かしむ声が目立つ一方、「力を入れ損ねてピストンを飛ばし、蛍光灯を割ってしまった」という失敗談も。元気先生は、ある科学館が圧縮発火器の実験失敗でけが人を出した事例とともに注意を呼びかけています。

事故の解説動画

動画提供:GENKI LABO

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