「泥棒がイヤがる庭7選」をランキング形式にまとめた動画がInstagramに投稿され、記事執筆時点で7万8000回以上再生されるなど注目を集めています。もしものときのために覚えておきたい……!
外構のプロが防犯対策を解説
動画を投稿したのは、元・外構エクステリア販売の商社マン「庭ファン」さん。建物の次に高額な買い物ともいえる「外構」で失敗・後悔をしてほしくないという思いから、庭回りの悩みや質問回答、商品の情報やコストカットの方法などをSNSで発信しています。
そんな庭ファンさんが今回紹介したのは、日本犯罪心理学会のデータを元に制作した「外構の防犯対策ランキングTOP7」。住宅侵入犯にガチで聞き取りしたというデータをもとに、どんな庭にすれば家を泥棒から守ることができるのか解説します!
泥棒が嫌がる庭ランキング7〜4位は?
7位は「面格子」。頑丈な面格子があったという理由から、13.9%の泥棒が住宅への侵入を諦めたようです。しかし実は面格子はドライバー1本で外せてしまうことが多いため、より安全な庭にするためには閉める方向にしか回らない特殊な「ワンウェイネジ」を使うとより防犯対策になるそうです。
6位は「防犯カメラ」。防犯カメラが付いているという理由で15.8%の泥棒が侵入を諦めたようですが、意外と順位が低いな……と思った方も多いのではないでしょうか。
5位の「二重ロック」が窓についていたという理由から、侵入を諦めた泥棒の割合は16.8%。工事不要で取り付けも簡単なことを考えると、かなりコスパが良い防犯対策といえそうです。
4位は20.8%の泥棒を諦めさせたという「防犯サービスへの加入」。月額の高さを考えるとコスパがいいとは言えないかもしれませんが、いざというときにプロの力が借りられるのは心強いですね。
泥棒が嫌がる庭ランキングトップ3
3位は「犬を飼っている」。泥棒の4人に1人以上(27.7%)を諦めさせているものの、いざというときの対策になるかどうかはワンコの性格次第といえるかもしれません……!
2位は35.6%もの泥棒を諦めさせた「センサーライト」。暗闇を照らすことを目的として設置されるものですが、不届き者を威嚇する効果も十分にあるようです。
そして、ランキング1位は……すばり「隣人」! 庭ファンさんは「外構じゃないじゃん!とツッコミをいれたいですけども、やっぱり有人の監視が最強です」とコメントを寄せています。隣人に声を掛けられたことで、39.6%の泥棒が犯行を諦めたそうです。
ランキングの2位以降とは違って、1位の隣人は導入しようと思ってできるものではありませんが、さまざまな機器が発達した現代でも、泥棒が最も嫌うのは“人の目”なのですね……!
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庭ファンさんは、Instagram(@niwafan1128)だけでなくYouTubeチャンネル「庭ファン【外構の大学】」やXアカウント(niwafan1128)、ブログで、庭造りに関するさまざまな情報を投稿・発信しています。
画像提供:庭ファン@エクステリア・外構が大好きすぎる犬(@niwafan1128)さん
(三日月 影狼)
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