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完全栄養食「ベースブレッド」に“黒い物質”付着しSNS物議…… 運営会社が謝罪、正体も説明「カビではない」(1/3 ページ)

脱酸素剤の中身でした。

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 完全栄養食「ベースブレッド」に黒い物質が付着していたとしてSNS上で物議をかもしていたことを受け、同品を販売するベースフードが謝罪し、黒い物質の正体も説明しました。

ベースフード 完全栄養食の「黒い物質」についてメーカーが説明(画像はベースフード公式サイトから)

「カビの付着ではございません」

 SNS上では8月中旬、黒い物質が付着したベースブレッドの写真が拡散され、カビのようにも見えるとして物議をかもしていました。

 ベースフード公式X(Twitter)は8月22日、「お客様より当該商品をいただき、外部検査機関による成分分析を行った結果、当該の付着物は脱酸素剤の中身と確定いたしました」と報告し、「一部のお客様からご指摘されていたカビの付着ではございません」と伝えました。

ベースフード 付着していた物質(画像はベースフード公式Xから)

 脱酸素剤の中身は鉄分が主成分で、「万が一お召し上がりになった場合でも安全性の点で問題はありません」と説明し、同件においても健康被害の報告はないということです。

 脱酸素剤が混入した経緯については「脱酸素剤は連続して個包装されたものがロール状になっており、包装の際に一つずつ機械で切断して封入されます。本事案はロールを従業員が交換する際、切り替え部分の切断位置にずれが生じたことにより、誤った位置で切断され脱酸素剤の袋が破損し、中身が商品に付着したものと推察されます」と説明。影響範囲は「限定的と考えている」ということです。

 同社は「本事案への対策として製造工場と連携し、ロール交換時フローを改善するとともに、従業員教育を再度徹底しております。今後より一層の品質管理の徹底を行い、再発防止に努めてまいります」とコメント。今回の事態について「お客様をはじめ関係各位に、大変なご迷惑とご心配をおかけしたことを、心より深くお詫び申し上げます」と謝罪しています。

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