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すかいらーくが九州の「資さんうどん」買収→出店拡大へ 「丸亀の対抗馬に」「味変わらないこと願う」(1/3 ページ)

九州から全国へ。

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 大手飲食チェーン「ガスト」などを運営するすかいらーくホールディングスは、九州地盤のうどんチェーン「資さんうどん」の全株式を取得したと発表しました。

資さんうどん すかいらーくが「資さんうどん」買収(画像は資さんうどんのニュースリリースから)

「肉ごぼ天うどん」が看板メニュー

 資さんうどんは福岡県北九州市発祥のうどんチェーン。ごぼうを揚げた「ごぼ天」や甘辛く味付けした牛肉をトッピングした「肉ごぼ天うどん」が看板メニューです。また、「焼きうどん」やサイドメニューの「ぼた餅」も人気商品として知られています。

資さんうどん 代表メニューの「肉ごぼ天うどん」(画像は資さんうどん公式サイトから)

 九州エリアを中心に72店舗を出店していますが、近年は関西などにも出店。2024年冬には関東1号店を出店すると伝えられていました。

 すかいらーくは9月6日夕の発表で「この度、株式会社資さんの全株式を取得し、すかいらーくグループのパートナーとしてお迎えすることになりました」と説明。今後は「北九州のソウルフードとして愛され続ける資さんの味・歴史を尊重し、大切に守り続けたい」としています。

 運営する資さんも同日に発表を行い、10月上旬からすかいらーくグループ入りする予定だと説明。今後は新規地域への進出および出店の加速を進めていくとしています。

「丸亀」「はなまる」のライバルになるか

 現在うどん店の全国チェーンとしては、強いコシが特徴の讃岐うどんを提供する「丸亀製麺」「はなまるうどん」が市場をけん引しています。

 今回の発表を受け、SNS上では「丸亀の対抗馬になるか」と資さんうどんの全国拡大を期待する声がある一方、店のファンからは「味が変わらないことを願います」「味やサービス、そのままにして欲しい」と、今後もその良さを消さないでほしいという意見が聞かれています。

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