とんでもない場所に生えた“稲”の写真がX(Twitter)で話題に。記事執筆時点で10万件を超えるいいねを集めています。
稲が生えていた場所は……
投稿者は、Xユーザーの小宮春平(@ariake538)さん。生物保全団体「わかぜん」での活動をはじめ、福岡県生物多様性アドバイザー、福岡県レッドデータブック貝類分科会委員など生物に関連する取り組みを行っています。
今回話題となったのは、「川に米生えてる」とコメントを添えて投稿された1枚の写真です。すくっと立ち上がる1株の稲が生えている場所は……なんと河岸が舗装された川の中! なぜこんなところに……。
川に生えた稲にコメント欄は大喜利状態
1株だけ川に生えた不思議な稲に、Xでは「鳥さんが運んできたのかなぁ?」「飛んできたんですかね」「田植えの時にうまく植えられなかった苗が流れたんだね。肥料がないから痩せてますね」といったコメントが寄せられています。
また、予想外の構図に笑ってしまう声も多数。「逞しくて草 いや米」「田んぼは飽きたこまちってか」「草生えましたwww」「いいね 稲だけに」「イーネ!!」と、Xでは大喜利状態になっています。
小宮さんは原因について「近年は飼料米でモミの直播きという手法が盛んになってきており、それが流出したものではないかと思います。たまたま今年は渇水気味で河川内で生き残ることが出来たのでしょうね」と分析。
投稿が話題になった一連の流れについては、「ここまで拡散したのは驚きでした。一見面白い光景ではありますが、『日本各地これだけ稲作が行われている中で田んぼの下の川に何故稲がないのか』『これがもし生き残ったらどうなるのだろうか』など、実はここからつながっている外来種問題について考える契機になってくれればと思います」とコメントしています。
画像提供:小宮春平(ariake538)さん
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