50代女性、“男性と間違われ子どもには「ジャッキーチェン」と言われる”悩みが美容師の手で…… 本人感動の仕上がりに「もはや別人級」「キレイかっこいい!」(1/2 ページ)
もうチェンとは言わせない!
年齢による髪の毛の変化で、やりたい髪型ができずに悩む50代女性を救う美容師さんの動画がYouTubeに投稿されました。すてきな変身ぶりに「垢抜けたっていうかもはや別人級」「10才以上若くみえます」と驚きの声が上がり、記事執筆時点で動画は11万再生を超え、1300件以上の高評価を獲得しています。
投稿したのは、ショートとボブ専門の美容師、ミッチーこと大野道寛さん(@mitchy10)。お客さんの骨格や髪質を見極め、それぞれに似合うスタイルや理想を叶える技術力と丁寧なカウンセリングで人気を集めており、以前にはクセ毛でボブヘアを断られ続けてきた女性を大変身させた動画が話題になりました(関連記事)。
美容室に行っても「いつもガッカリする」という女性
今回登場する女性は、若いころはずっとベリーショートにしていたという50代のまつしまさん。しかし歳を重ねるにつれて似合わなくなり、また毎回だいたい同じ髪型にされてしまい「いつもガッカリする」と悩みを話します。
さらにタクシードライバーとして働いているときに、お客さんに女性だと気付かれないこと。またヘアカット後はいつも娘さんと息子さんに「ウルトラマン」の三面怪人ダダやジャッキー・チェンに似ているといじられていることを話します。
お母さんの写真で笑い合う平和な家族の光景ですが、さすがにこのままではいられないと「子どもたちがびっくりする髪型にしたい」とまつしまさん。話を聞いていたミッチーさんも「チェンとは言わせない」と意気込みます。
カウンセリングで髪の状態をチェック
髪の毛を見ながらのカウンセリングでは、元々波状毛があり、加えてエイジングによる捻転が混ざっていることをチェック。ちなみにミッチーさんによると、年齢とともに髪のボリュームは上が減ってサイドが増えるそうです。髪型は昔から憧れの吉瀬美智子さんヘアのイメージで、悩みのくせとうねり、広がりへのアプローチ、要望で黒寄りのカラーという施術に決まりました。
いざ、施術!
最初のカットでは、生えぐせに合わせたブロッキングを行い、髪の根元〜毛先の量のバランスやシルエットを見てカット。あえてサイドから切り始めるのは、見える部分からカットすることでお客さんに安心してもらう意図があるそうです。
続いて縮毛矯正です。毛が細い部分は薄塗りにしたり、作り分けるほどではないときは塗布量で調整して塗っていきます。ポイントは、つむじのペタッとしやすい場所は根元を外して塗布すること。こうして縮毛矯正の工程でもデザインをつくっていきます。その後のアイロンでは熱に弱いエイジング毛を焼かないよう丁寧に進める様子が。その繊細な仕事ぶりはまさにプロ!
くせを伸ばしたら次はカラー。要望のブラックに近い色をメインに、毛先に少しだけピンクを入れることで艶が出て見えるとのこと。そして髪を乾かしたら仕上げのドライカットへ。その前に髪を触ってもらうと、サラサラの髪通りに「すごいです!初めてです……!」とすでに感動するまつしまさんの姿が映っています。
ドライカットでは頭の形に合わせてシルエットをつくり、バランスを見ながら表面のやわらかさと浮遊感もプラス。最後にやり方を伝えながらスタイリングで髪に動きを出したら、女性らしさあふれるショートヘアが完成です!
鏡を見たまつしまさんは「嬉しいです……すごい……!」と感動し、夢のようだと笑顔に。まさかこんなすてきなヘアスタイルになれるとは……と、自身では想像もできていなかった姿に何度も驚く様子がみられました。後日にはまつしまさんから、「子どもたちが目をまん丸くして驚いていました。心から喜んでくれました」とお礼を伝えるメッセージも。
視聴者からは「めちゃ素敵です!キレイかっこいい!」「お洒落なお母さんって感じでステキになりましたね」「とても素敵になり5歳ぐらい若返った感じですね」「その人の好みを取り入れながらいつも似合う髪型になってる」など、絶賛する声が寄せられています。
ミッチーさんは、YouTubeチャンネル「ショート・ボブ専門美容師 ミッチー 大野道寛」をメインに、Instagramアカウント(@michi1011ohno)でも変身ビフォーアフター動画を、Xアカウント(@michihiro1011)では情報を発信しています。
動画提供:YouTubeチャンネル「ショート・ボブ専門美容師 ミッチー 大野道寛」さん
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