X(旧Twitter)に投稿されたとある画像が、「本当に存在するとは」と話題です。投稿には記事執筆時点で9万件以上の“いいね”が集まるなど、盛り上がりを見せています。
道路をよーく見ると……?
広島に“それ”があるという噂を聞いて、私は現地調査のために広島市に赴いた。
可部駅から徒歩数秒、本当に“それ”は存在した。噂通りだ…!
上記の文言とともに投稿されたのは広島県広島市のとある道路。一見何の変哲もなさそうですが、看板をよく見ると……?
そこには「噂通り」という文字が。そう、この通りの名前が、まさに「噂通り」という名前なのです! 普通「噂通り」と聞けば「噂で聞いた通り」という意味を思い浮かべてしまいますが、実は道路の名前そのものだったというわけですね。
まさに“計画ドオリ”!
この通りに名前をつけたコピーライターのはせがわてつじ(@aseetsu)さんによると、「噂通り」という名前は広島市の可部(カベ)町にあるホテルからキャッチコピーを依頼された際、試行錯誤の末に考え付いた「自身の最高作」なのだとか。
ホテル自体のキャッチコピーだけではなく、地域住民の意見なども取りまとめた上でホテルの支配人が出資している飲食店がある通りに名前をつけ、実際に国に申請したり、Googleマップにも登録したりしたという、まさに「地図に残る大プロジェクト」です。
また、このキャッチコピーを依頼した「噂通りのホテルリッチ」(@yukavivace)は、「また住みに来たくなるホテル」をテーマに2020年3月に大規模リノベーションを実施。毎月第1・第3木曜日の15時20分から、広島FM「#噂通りのラジオ」で、町の“イイ噂”なんかも発信しているのだといいます。
気になった人は広島まで足を延ばし、自らが「噂の目撃者」になってみるのもイイかも知れませんね。
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