“30代一人暮らし”のこだわりつまった「小さくない平屋」に反響→25坪のコンパクトな間取りが「憧れます」と9.5万視聴(1/3 ページ)
“LDKに土間”のこだわり設計。
30代ひとり暮らしの“小さくない平屋”のルームツアー動画がYouTubeに投稿されました。施主さんのこだわりの詰まった家が「一人を満喫してますね」と反響を呼び、記事執筆時点で9万5000回以上視聴されています。
工夫の詰まったLDK
動画を投稿したのは、熊本の住宅会社「Lib Work(リブワーク)」のYouTubeチャンネル「LibWork ch」です。
今回紹介する家は、「余力を意識した一人暮らしの平屋」をテーマにして建てられており、施主さんはすでに9カ月暮らしているそうです。建物は約25坪の大きさで、平屋にしては高い屋根を備えています。隣家は実家で間に塀などは設けていません。
施主さんは現在30代後半ですが、老後も視野に入れて玄関は引き戸に。屋内にもほぼ引き戸を採用しています。玄関の土間は右がシューズクロークとなっており、左へいくと土間がそのままLDKのスペースにまで入り込んでいます。ちょうど縁側のような感じです。
施主さんの希望に合わせLDKは22畳という広さ。一人暮らしには十分過ぎるスペースですが、この広さには今後どういう家族構成になっても対応できる“余力”を持たせる意味もあるそうです。また、バリアフリーに改装する場合も容易です。
LDKには段上げにした畳スペースもあり、ホームパーティーの際にはくつろぎスペースとして活用するそうです。
リビング部分の天井には勾配が付いていて掃き出し窓側が高くなっており、高い位置にも窓が付いているので、とても広く開放感があります。
LDKの掃き出し窓の内側の土間と外のタイルは同じものなので、境目があいまいになって空間を広く見せる効果もあります。向かいの家は実家なので、そのままこの窓から入ってきて、土間を家族の玄関として使えます。
動線に配慮した部屋の配置
施主さんは基本的に料理をしないそうですが、パントリー完備の広いキッチンがあり、これも家族構成が将来変わった場合に十分対応できそうです。
寝室はパントリーの奥のドアの向こうにあり、ウォークインクローゼットにもつづいています。入り口の位置が少し変わっていますが、もう1つのドアからLDKやトイレ、玄関土間へとアクセスすることもできます。
また、ウォークインクローゼットの逆側のドアはそのまま洗濯機のある洗面所に通じています。室内干しした洗濯物をウォークインクローゼットにしまう際の動線に配慮した配置といえるでしょう。
寝室は他にもう1つあり、現在はトレーニング器具が設置された“筋トレ部屋”となっています。
「平屋めっちゃ憧れます」
施主さんの希望がしっかり反映された広い平屋に、「家全体に施主さんのアイデアがちりばめられていてすごく面白い」「いいですね。平屋めっちゃ憧れます」「玄関からの間取りコンパクトで素敵です〜」「ジム部屋作って、広いリビングあって、隣が実家……一人を満喫してますね!」などのコメントが寄せられています。
なお、同チャンネルには他にも、平屋のルームツアー動画が公開されています。
動画提供:YouTubeチャンネル「LibWork ch」
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