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警察庁、パトカーの赤色灯を刷新 通常と緊急走行で発光パターン変更に「目に優しくて助かる」(1/3 ページ)

サイレンが聞こえにくい人も判断できるように。

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 警察庁は、パトカーなどに搭載する赤色灯に新たなタイプを導入したと発表しました。通常時と緊急走行時で光り方を変え、サイレンが聞こえなくとも視覚で識別できるようにする狙いです。

※以下の動画には強い光が含まれます

緊急時はまぶしく、平時は穏やかに

 警察庁は同日、公式X(Twitter)と公式YouTubeチャンネルで、光り方の違いを動画で解説しました。緊急走行時はこれまで通りまぶしく発光し、警告や注意を強く発します。

 新規の発光パターンは、1度強く光ってから、穏やかにじわじわ光るというもの。パトロールなどの平時に適用されます。

パトカー 緊急時はビカビカ(画像出典:警視庁 公式X
パトカー 平時は1度強く光ったあとにじわじわ光るパターンを2秒周期で繰り返す(画像出典:警視庁 公式X

「目に優しくて助かる」「差が分かりにくい」など意見さまざま

 サイレンの聞こえにくい人や状況においても伝わりやすくなる施策に、Xでは「とても良い」「これまでは音以外で判別つかないので困っていた」「LEDの光は目に刺さるので、平時は穏やかになるの助かる」「ろうあ者にとってはありがたいと思う」と好意的な声が寄せられました。

 その一方で、違いが分かりにくいといった声も見られ、「ヘッドライトやテールランプも点滅させたほうが対向車や後続車の視認性が高まるのでは」「言われないと違うものだと認識できなさそう」などさまざまな意見が上がっています。

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