「とても無礼」「載せたスタッフが問題」 女性同士の恋を描くドラマで“出演者コメント”に物議…… “ある一文”への批判に公式が弁明(1/3 ページ)
キャストコメントの一部が物議を醸していました。
TOKYO MXで11月8日から放送開始予定のドラマ「きみの継ぐ香りは」の公式X(Twitter)アカウントが10月3日、主演を務める加藤ローサさんのキャストコメントについて弁明する文書を公開。1日に公開された加藤さんのコメントには、一部から批判の声が上がっていました。
キャストコメントの“ある一文”に疑問の声
小川まるにさんが手掛ける同名漫画を原作とした同ドラマは、女性同士の恋愛を描いた作品です。1日には加藤さんと星野真里さんのW主演によるドラマ化が発表され、各キャストの意気込みコメントも公開されました。
しかし、加藤さんの「お話を頂いた時は、ほんの少しだけ抵抗があった私ですが、台本と原作を読んでいくうちに新しい私になるような、、、そんな感覚がありました」というコメントにSNSでは疑問の声が。
“抵抗があった”という一文に、「何に対して抵抗があったの?」「同性愛だから(抵抗があった)ということなら、現実に生きてる同性を愛する人たちにとても無礼」「率直というか、配慮がないというか」「この文言をなんの疑いもなく載せたスタッフに問題の大きさを感じる」といった批判の声が上がりました。
番組公式Xが意図を説明
このような声を受けて、翌々日の3日に番組公式Xはキャストコメントについて弁明する文書を公開。「当コメントは、『役者として演じきれるかどうか不安だ』という意図であるという認識のもと、公開に至りました」と説明しました。
合わせて、「誤解を与えかねない表現であるというご指摘についてはきちんと受け止め、ドラマ公式として、今後はよりいっそう発信内容に気をつけて参ります」「本作はキャスト・スタッフ一同丁寧に描き、多くの方に届けたいという姿勢はずっと変わりありません」としています。
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