釣りの帰りに拾った漂流物を開けてみると“とんでもない物”が……! まさかの漂流物を発見した動画がYouTubeに投稿されました。警察沙汰となった展開が反響を呼び、記事執筆時点で19万回以上再生されています。
約20万円分のタバコが漂流
動画を投稿したのは、長崎・平戸で遊漁船の船長をやっているかっちゃんさんのYouTubeチャンネルです。
動画の前半は、釣りの調査で小型の船で近海へ出た様子を収めており、キジハタを中心として良好な釣果となっていました。
ところが、かっちゃんさんが、朝から1時間半ほどの調査を終えて港に戻ったところ、航路に邪魔な物体が浮いていたそうです。捨てようと思って拾ってみると、それは段ボール箱。「気になって開けてみたらとんでもない物が入っていました」と驚きを伝えます。
段ボール箱の中にあったのは中国製と思われる大量のタバコです。漁協の人と話しあって警察に連絡し、警察官に拾ったときの状況を説明。段ボール箱には約50カートン(タバコ500箱)のタバコが入っていました。
警察官によると、この前日には隣町の浜辺に韓国製のタバコが隣町の浜に大量に打ち上げられていたとのこと。また、数日後には、かっちゃんさんの知り合いの船長が別の海域で同じタバコを拾ったといいます。貨物船が落としたのではという話も出ていますが、詳細は不明です。
もし発見したら自分では開けないこと
今回発見された段ボール箱のタバコはやってきた市役所の人が回収し、後に20万円相当のタバコが入っていたことを教えてくれたそうです。
今回は、発見者であるかっちゃんさんが段ボール箱を開けてしまいましたが、「漂流物を見つけたときも、僕が見つけたような箱だったらできるだけ開けないほうがいいということでした 何があるかわからないということなので」と注意喚起しています。
連絡先は、海上の漂流物であれば海上保安庁、陸で拾った漂流物であれば警察・市役所となります。なお、今回の撮影は警察官の許可を得て行なっています。
同じような体験をした人が続々
海を漂流していた“とんでもない物”に、「えっそんな物が流れてくるの」と驚く声の一方で、「私も黒島周りで沢山拾いましたよ」「天草にも漂着してましたよ」「自分も2カートン銘柄違いで同じの拾いましたよ」「自分も同じようなタバコをカートンで何種類か海から掬いました」と、同じような体験をした人からのコメントも多く寄せられています。
タバコの漂着例がこれほど多いというのは不気味ですが、いったいどういうことなのでしょうか……?
画像提供:YouTubeチャンネル「かっちゃん」
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