マクドナルドが“阿部寛のホームページ”みたいな宣伝を公開し古参ネット民集結　「キリ番踏みたい」「相互リンクお願いします」（1/3 ページ）

2000年前後のにおいがプンプンするホームページ。

[沓澤真二，ねとらぼ] PC用表示関連情報

　「プレミアムローストコーヒーのホームページへようこそ」――。マクドナルド公式X（Twitter）が投稿した、「昔の個人サイト」風のPRがネット民の古い記憶を刺激しています。隠しページ仕込まれてそう。

2000年前後の“ホームページ”風にコーヒーをPR

　マクドナルド公式が投稿したのは、架空のサイト画像。「日記」や「掲示板」といったコンテンツが簡素なサイドバーにまとめられていたり、地紋にやたら星のマークが並んでいたりと、レイアウトや装飾が2000年前後のネットシーンを思わせます。

ノスタルジックな“ホームページ”風PR画像。メインページに注力しすぎて、サイドバーで力尽きた感ある（画像はマクドナルド公式Xより引用）

　トップページにはどでかい商品画像と、アクセスカウンターを設置し。「あなたは000120人目のお客様です」と、緑色の数字で来訪者をお出迎え。「120」はプレミアムローストコーヒーの基本価格と同じなので、実質キリ番ゲットです。掲示板に報告しなきゃ……。

阿部寛さんのサイトっぽい？

　この素朴な演出はネット民の記憶を呼び覚まし、「ネスケ（Netscape Navigator）で見たら表示崩れそう」「キリ番踏んだら何かもらえそう」「相互リンクお願いします」など、スレッドにいにしえのワードが並ぶ事態となりました。また、爆速で開くことでおなじみの、阿部寛さんのサイトを連想する人も多いようです。

　もっともこのサイト、タイトルロゴ等の表現にはそれなりの画像制作ツールが必要ですし、コーヒーの写真も高精細ですし、本当に20年以上前に個人が制作したとすれば、だいぶ頑張っているほう。反応の中には、「画質が良すぎる」「コーヒーの下半分が読み込み中だったらさらに再現度が上がる」といったツッコミもみられます。