スキマバイトサービス「タイミー」の、意外な活用事例がX(Twitter)で約718万回表示、約3万7000件のいいねを集める(記事執筆時点)など、注目を集めています。そんなところでDJの募集……!?
「子どもたちにDJのかっこよさと音楽の素晴らしさを伝えてほしい」
話題のきっかけは、ある保育園がタイミーに出していた募集。「こどもディスコ」の開催に向けて、機材の設置や撤収、子どもの雰囲気に合わせた選曲を行うDJを募るものでした。まず、「こどもディスコ」の企画自体がユニーク。
DJコントローラーやスピーカーは園で用意したうえで、「子どもたちにDJのかっこよさと音楽の素晴らしさを伝えてほしい」と、依頼主はかなり意欲的。「出勤時は『タイミーからDJしに来ました!』とインターホンでお伝えください」といった要項の面白さもあって、この募集は広く話題を呼びました。
ボカロPがDJに採用 選曲はまさかの!?
拡散の結果、やがてXには依頼を請けてDJを務めた人が現れます。それは、ボカロPとして活動している、んべべ商会(@nbebe_syoukai/ニコニコ動画/YouTube)さん。イベント等でDJも務めているそうです。
んべべ商会さんは、当日のセトリ(セットリスト。演奏曲一覧)も公開。「夢をかなえてドラえもん」や「アンパンマンのマーチ」「Bling-Bang-Bang-Born」といった子どもに人気の曲を並べつつ、ボカロ曲の「劣等上等」まで織り交ぜています。
「夢があふれる仕事募集」「親子参加イベントだったらぜひ行きたい」と、反響を呼んだこの一件。セトリも「劣等上等交ぜてアゲてくセンス良すぎる」「子どもブチ上がりそう」「園児には英才教育が過ぎる」と好評で、実際に子どもたちの反応も上々だったとのことです。
画像提供:んべべ商会(@nbebe_syoukai/ニコニコ動画/YouTube)さん
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