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「どうみてもガチのお宝」 金色にきらめく小箱、その驚きの正体は…… 思わず二度見の“アクシデント”が300万表示超え「正倉院収蔵品?」(1/2 ページ)

お宝感すごい。

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 身近な家電製品が、まさかのアクシデントにより“高級感マシマシ”になってしまった写真がX(Twitter)で話題になっています。投稿は記事執筆時点で311万回以上表示され、約7万4000件のいいねが集まりました。代々受け継がれているお宝感がすごい……!

日本画家を襲ったまさかの事態

 投稿者は、日本画家の水島篤(@ats90922)さん。日頃は画家としての活動報告や作品の制作風景、趣味の写真を投稿しています。

 ある日、仕事で使う真鍮泥(しんちゅうでい/真鍮の粉末を用いた塗料)をこぼしてしまった水島さん。ウッカリはさらに重なるもので、ぶちまけたままにしていた真鍮泥に、イヤフォンケースを転がしてしまったそうです。

 思いがけない事態でしたが、イヤホンを見てみると……紺一色のシンプルなケースに金の差し色を入れたような美しく高級感のあるデザインになっているではありませんか! 転がって自然に色がついたことで、金色がふんわりと漂うように不規則な模様を描いており、美術品のような味わいを醸し出しています。

真鍮泥 アクシデントがもとで、蒔絵めいた仕上がりになったイヤフォンケース。金色一辺倒ではないあたりがおしゃれかもしれない

 なお、水島さんは“怪我の功名”ともいえる事態に「工芸品好きなので地味に気に入ってはいます(笑)」「カラーリングが良かったですね」とコメントしています。世界に1つのオリジナルイヤフォンは、手に取るだけで気分が上がりそうですね。

「どうみてもガチのお宝」「かっこいい」と話題

 この偶然生まれた作品(?)は、「国宝みたい」「正倉院収蔵の、奈良時代のイヤホン」「金沢の工芸館にありそう」「どうみてもガチのお宝」「和の趣がかっこいい」と大きな話題に。水島さんが反響に応えてイヤフォンをディスプレイした写真を投稿すると、「ああっ! これはお高いですねッ」「やっぱり展示方法一つでこんなすごくなったり、逆にライト一つでイマイチに見えたりするんだろうなぁ。プロすごい」と感心する声が寄せられています。

真鍮泥 アクリル板の上に飾ると、まさに美術品の風格

 恐竜をモチーフにした日本画を多数手がけている水島さん。11月26日から12月1日まで、ART GALLERY 東急プラザ銀座にて個展を開催予定です。

画像提供:水島篤(@ats90922)さん

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