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マクドナルドは10月30日、マスコットキャラクター「グリマス」をイメージした「グリマスシェイク」を発売する。かつてのグリマスの存在感は、看板キャラクターとも言える「ドナルド・マクドナルド」(ドナルド)と比べても控えめなものだった。
しかし、ここ最近は露出機会を急激に増やしており、SNS上では「なんでこんな急に……」と驚く声も聞かれている。空前の「グリマスフィーバー」の背景には何があったのか。
なぜか大谷翔平がグリマスを「KO」
ボクシンググローブをはめてリングに仁王立ちする米大リーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手。その下にはノックアウトされた、全身紫色のキャラクターが横たわっている――。2024年10月21日、米放送局「FOXスポーツ」の公式X(Twitter)が投稿したシュールなイラストだ。
この倒れているキャラクターこそ、マクドナルドのマスコットキャラ「グリマス」に他ならない。誕生したのは1971年と古く、ピエロのドナルドをはじめとする「マクドナルドファミリー」の一員としてCMなどに出演。企業のPRに一役買っていた。
しかし、マクドナルドの「象徴」としてのイメージが築かれたのは、ドナルドだった。2000年代にはドナルドが単独で起用されたテレビCMが日本で放送され、イベントなどにも数多く出演。ネット上では「ミーム」の素材として愛された。
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