かつて販売されていた“いにしえの金券”はまだ書店で使えるのか……? その謎を解き明かす投稿がX(旧Twitter)に投稿され、記事執筆時点で347万回表示を突破、約7万件のいいねを獲得。「懐かしい〜〜!」「ウチにも、まだあるかも〜!」など大いに盛り上がっています。
すでに販売終了の“いにしえの金券”
小説投稿サイト「小説家になろう」で活動中の小説家、Hk(@Hk1228_0528)さんはある日、“いにしえの金券”を持って書店に訪れました。店員さんに恐る恐る「まだ使えますか…?」と尋ねたところ、「まだイケますよ!」と無事使用できたことを報告しています。
Hkさんが持っていたこの“いにしえの金券”とは書店などで使える「図書券」のこと。1960年以降に全国で販売されていた書籍と引き換えられる“有価証券”で、正式名称は「全国共通図書券」。2005年に販売を終了しているので、20代前半以下の年齢の人の中には存在自体を知らない人もいるかもしれません。
「図書券」は日本の金券の中では、知名度の高かった物の1つで、子どもへのプレゼントや雑誌等の懸賞に多く利用されていました。学校などでは“読書コンクール”の賞品として配られていた賞品だったため、ある一定の年齢以上の人には大変なじみ深い、非常に懐かしい存在です。
その後1990年からはテレホンカードによく似た“磁気式の図書カード”「全国共通図書カード」に切り替わり、さらに2016年になると現行の“プリペイドカード式”の「図書カードNEXT」へと変更されたそうです。
ちなみに、発行元の日本図書普及のQ&Aコーナーによると、「過去に発行された図書券、磁気式図書カードには使用期限がございません」とのこと。まだ手元に持っている人も、安心して書店で使えますね。
「なんか今見返すと素敵な絵柄だったんだな。」と絶賛の声が続々!
この投稿には「懐かしい…!」「趣のある絵ですよね、今見ても。」「ペーパーレス、デジタル化も大事だけど、子供の頃は物理的に手元に残ることにワクワクや喜びを感じたなぁ」など図書券に関する思い出を振り返る、感慨深げなコメントが多数寄せられていました。
画像提供:Hk(@Hk1228_0528)さん
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