お花をたくさん編みこんだ華やかなミニバッグの作り方が、YouTubeで紹介されています。動画は記事執筆時点で3万5000回再生を突破、2000件を超える“高評価”が寄せられています。
スマホを入れるのにぴったりなバッグを編んでいく
投稿したのはYouTubeチャンネル「もちだあかり mochida akari」のもちださん。編み物の知識や編み方などを公開しています。
今回作るのはお花がたくさん付いたミニバッグ。縦14センチ×横18センチくらいになるので、スマホなどを入れるのにちょうど良さそうな大きさです(編む人の力加減で仕上がりサイズは変わってきます)。
動画の最初に編み図とその説明、使用する毛糸や必要な道具、大まかな編み方などが出てくるので、初心者さんでも安心して始められそうです。
編みはじめ
最初に鎖編みを24目編み、マーカーで印を付けておきます。1段目を編むために立ち上がりの鎖編みを3回編み、マーカーで印を付け、長編みを24回編みます。
かぎ針編みをしていて悩みがちなのが「どこに針を入れたらいいの?」という点。この動画では丁寧に説明をしているので分かりやすいです。
24目編めたら編み地の上下を回転させ、増し目を1目編み、作り目の鎖編みの反対側に長編みを23目編んで引き抜き編みをします。
2段目
お花のモチーフがある2段目を編みます。立ち上がりの鎖編みを3回編んでマーカーを付け、長編みを2回編みます。
お花を編みます。はじめに増し目(1つの目に2回長編みをすること)をして、この長編みを中心に花びらを編んでいきます。
花びら1枚は鎖編み3、長編み1、鎖編み3、引き抜き編みでワンセット。左側の長編みに2枚、右側の長編みに2枚、長編みと長編みの間に1枚編み、最後に鎖編みを1回編むとお花が完成します。
ここから先は長編み4回、お花1つのセットを繰り返し編んでいきます。
3段目〜4段目
3段目と4段目はお花を作らないで編んでいきます。立ち上がりの鎖編みを3回編んでマーカーを付け、全ての目に長編みを編み、立ち上がりの鎖編み3目目に引き抜き編みをすると3段目の完成です。同じように4段目も編んでいきます。
5段目〜11段目
5段目はお花を編む段です。立ち上がりの鎖編みを3回編んでマーカーを付け、長編みを1回編みます(3段目では長編みを2回編んでからお花の部分を編みはじめたのですが、お花の位置を少しずらして変化をつけるため、1回にしているそうです)。お花の編み方は2段目と同じです。
6段目〜11段目は今までの編み方を繰り返して編んでいきます。
12段目、13段目
12段目を編みます。ここからは細編みをしていきます。立ち上がりの鎖編みを1回編み、前の段で引き抜き編みをした目から始めて、全ての目に細編みを編んでいき、最後に引き抜き編みをします。
13段目を編みます。13段目はバック細編みで縁取りをしていきます。立ち上がりの鎖編みを1回編んでマーカーを付けます。普通の細編みは右から左に編んでいくのですが、バック細編みは左から右に編んでいきます。
最後の部分はとじ針を使って閉じるので、針にかかった糸を10〜15センチほど引き出してカットします。カットした糸をとじ針に通し、マーカーから横に出ている毛糸のところに針を入れます(分からない場合は、だいたいの位置に刺さっていれば問題ないそうです)。
糸の始末をします。最後に左から右に編んできたので、右から左方向に戻るような感じで針を入れていきます。糸を入れたら編み地を確認して、大丈夫そうなら余った糸をカットします(毛糸をつないだ部分や、編みはじめの糸も始末しておきます)。
作品を編み終わったら、最後にスチームを当てると形が整ってきれいに仕上がります(スチーマーがなかったら、アイロンが直接触れないようにスチームだけを当てるといいそうです)。最後に好きな持ち手と飾りを付けたら完成です。
完成したミニバッグは、かわいくて華やか。コメント欄には「かわいい! 絶対作ります」「お花が増えていくのがうれしくて、かわいくて、時間を忘れて編んでいます」「もちださんの動画分かりやすいです! 始めに図で流れを説明してくれるので、自分でどこを編んでいるのか納得しながら編めます」といった声が寄せられています。
別の日の投稿では、トレカケースや猫耳ニットなどの編み方も公開中。一部の作品は、無料で編み図をダウンロードすることができます。
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画像提供:YouTubeチャンネル「もちだあかり mochida akari」
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