折りたたみ自転車に不具合→国民生活センターが回収を公表 走行中にケガの恐れ「使用を中止、事業者に問い合わせを」(1/2 ページ)
対象商品の使用中止を呼びかけています。
国民生活に関する情報の提供及び調査研究や、重要消費者紛争について法による解決のための手続きを実施している「独立行政法人国民生活センター」が公式Webサイトで、「走行中にフレームが破損した折りたたみ自転車 −当該品をお持ちの方は使用を中止し、事業者にお問い合わせください−」と公表しました。
折りたたみ自転車の破損とは
国民生活センターが2023年5月に「折りたたみ自転車で走行中にフレームが破損し、あごにけがをした。フレームが破損した原因を調べてほしい」という依頼を受け調査を行ったところ、破損していたアルミ合金製フレームのヒンジ部(※フレーム中央の折りたたみ部分)付近の溶接部に、多種の溶接欠陥がみられ、フレームの強度が不足していることが分かったそうです。
当該自転車の輸入代理店である株式会社アキボウの調査でも同様の原因が疑われるとのことで、アキボウは公式Webサイトで「DAHON Horize Disc」一部の生産ロットに対して補助具の無償取付けを行うことを発表しています(株式会社アキボウ公式Webサイトから)。
なお、今回対象となった商品は「Horize Disc(ホライズ ディスク)」の「カーキ/スティールグレー」のカラーとなります。
国民生活センターは「この商品をお持ちの方は輸入代理店である株式会社アキボウの社告を参照して、対象かどうか確認してください。対象であった場合は使用を中止し、購入した販売店、もしくは株式会社アキボウへお問い合わせください」と呼びかけています。
問い合わせ先
輸入代理店:株式会社アキボウ
担当窓口:商品部 品証品管グループ
住所:〒591-8023 大阪府堺市北区中百舌鳥町5-758
電話番号:0120-557-144
受付時間:平日10時〜12時/13時〜17時(土曜・日曜・祝日ほか休業日を除く)
メール:hinkan@akibo.co.jp
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