インドの屋台で100人前のサンドイッチを作る様子が、YouTubeで紹介されています。動画は記事執筆時点で4万5000回視聴を突破、1400件を超える“高評価”が寄せられています。
投稿者はインドでの暮らしを発信している坪和ひろひささん(@tubotubowa)。以前、インドの理髪店で受けた過剰すぎるサービスが話題になりました(関連記事)。
この日やってきたのは、街角のサンドイッチ屋台。これから100人前のサンドイッチを作っていくようです。
食パンを手にした職人さんは手早くバターを塗ってテーブルの上に重ねて行きます。次に用意したのは緑チャトニーという調味料。バターの上に塗り重ね、テーブルいっぱいに広げて行きます。
具材の用意を始めた職人さんですが、手元はノールック。取り出したキュウリを高速、さらにカメラ目線のままでカットし、パンの上に並べていきます。
続いての具材は、ひよこ豆の辛ペースト。ビニール袋を手袋にして、ポンポンと置いていきます。乗せる具はトマト、玉ねぎ、ピーマンなどの野菜。キュウリを切る時はテーブルをまな板代わりにしていましたが、これらの野菜は細いナイフを使い、空中で切っていきます。
量が多いからか、途中で他の店員さんも野菜を重ねるお手伝い。全て乗せ終わったら、粉末の調味料をふりかけて行きます。これは壮観。
再び食パンを取り出してバターを塗り、サンドイッチを閉じて行きます。フタをしたサンドイッチは上から手のひらで押さえ、いったんしまっておきます。
テーブル横にはプレス機がスタンバイしており、オーダーが入ってから焼くスタイル。こんがりと焼けたサンドイッチは、とてもおいしそうです。
プレス機から出したサンドイッチを一口サイズにカットしてアルミ皿に乗せ、バターを塗ります。辛味ソースなどをトッピングして、注文したサンドイッチの出来上がりです。
価格は40ルピー(70円くらい)で、食べた感想は「シンプルでうまい」とのこと。どんな味なのか気になります。
コメント欄には「すごい雑に見えるのに、おいしそうに見える不思議」「ノールックトントンで切れるのすごいよね〜」「全体的にアバウトで豪快なのが見てて爽快」といった声が寄せられています。
坪和さんは、X(Twitter)(@tubotubowa)でもインドに関する情報を発信中。別の日のYouTube投稿では、50人前の鶏ビリヤニを作る様子などを見ることができます。
なお、厚生労働省検疫所はインドでは食中毒をはじめ、腸チフスやパラチフスなどが都市部でもよく見られるとして、「生水や不衛生なレストラン、屋台での飲食は避け、特にフルーツジュースを含む、加熱調理されていない食品には十分注意してください」「インド料理は香辛料や油が多く使われており、慣れていないと胃腸への負担が大きく、下痢をしやすくなります」などと注意を促しています。慣れない人は絶対に控えてくださいね!
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