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バッキバキのSwitch Liteを修理した結果 子どもが壊したディスプレイをパパが交換「お父さんお疲れさまやで〜」(1/3 ページ)

一周回ってすがすがしい壊れ方。

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 画面が“バキバキ”になってしまったNintendo Switch Liteを修理する動画がYouTubeに投稿されました。この動画の再生数は記事執筆時点で17万回を超えており、3300件以上の高評価を集めています。

終わってるSwitch Liteを救いたい

見事に割れた画面

 動画が投稿されたのは、ジャンクPCやゲーム機を独自に修理しているYouTuber「おじおじジャパン」さんのサブチャンネル。家族から修理を頼まれた青色のNintendo Switch Liteは画面がひび割れており、画面の半分以上が表示不良となっています。

ディスプレイが割れているSwitch Liteを修理する
“バキバキのバキ”な状態

 見事な壊れぶりに「大したもんですよ」とコメントしつつ、コントローラーのスティックも調子が悪いようなのでまとめて修理することに。まずは本体や部品を壊さないようにドライバーを手で回しながらネジを外し、背面のカバーを取り外しました。

部品取り用のSwitch Lite
別のSwitch Liteからディスプレイを取る

 内部のパーツを覆っていた部品も外すと、最優先でバッテリーを外します。動画ではバッテリーのコネクターをピンセットでつまんで外していますが、感電を防ぐために“可能であれば電気を通さない物を使って外した方が良い”と伝えています。

 基板やコントローラーのスティックも外し、いよいよタッチパネルを外す段階に入ります。外装が溶けない程度の熱風を当てて、パネルを固定している両面テープを柔らかくしたら工具を挿入。隙間に沿って動かすことで、本体から剥ぎ取りました。

壊れたディスプレイを外すために熱風で当てる
高熱にさらしてタッチパネルを外す

撮影中に“大きなミス”

 同様の手順で部品取り用である緑色のNintendo Switch Liteからも外したので、次はタッチパネルからディスプレイを剥がす作業に。しかし“録画ボタンを押し損ねる”という痛恨のミスにより、剥がして取り換える作業は全く撮影できていませんでした。

 動画編集中に気付いたおじおじジャパンさんは、緑色のSwitch Liteを使った再現映像を追加で撮影。「今までで一番のミスやらかしましたね」と状況を伝えつつ、熱風を当てる工程と、プラスチック製の工具を差し込んで動かす工程を繰り返してパネルからディスプレイを外したと説明しました。

ディスプレイ本体とタッチパネルを外す
工具を往復させてパネルから剥がしたとのこと

 映像は追加撮影した再現動画から、青色のSwitch Liteを修理している元の修理映像へと切り替わります。緑色から入手したディスプレイと青色のタッチパネルを合体させ、スティックも新品の物に交換。2時間ほどで作業は終わり、Nintendo Switch Liteは見事に復活しました。

ディスプレイを交換し復活したNintendo Switch Lite
タッチパネルも問題なく機能する!

追加の依頼

 作業が一通り終わったところで家族の依頼により、急きょ別のNintendo Switch Liteのバッテリーを交換することに。傷つけてバッテリーを発火させないよう、細心の注意を払いながら互換品に変えました。なお、修理および改造は自己責任のもと行いましょう。

家族の依頼を受けて別のNintendo Switch Liteのバッテリーを交換する
バッテリーを発火させないよう注意して外す
家族の依頼を受けて別のNintendo Switch Liteのバッテリーを交換した
バッテリーに関しては任天堂に依頼した方が良いかも

 コメント欄には、「液晶割れると直すのが大変、ご苦労さまです」「Switchの修理は無くならないね お父さんお疲れさまやで〜」「一個直した後に『もう一個直して』という依頼されるのエグくて好き」などの感想が寄せられています。

 おじおじジャパンさんは、この他にメインチャンネルゲームチャンネルも運営中。サブチャンネル「おじおじの穴」では、壊れたジョイコンの修理動画や、読み込まなくなったSwitchソフトの復活を試みる動画などが公開されています。

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