5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回紹介するのは2023年9月にYouTubeに投稿された、業者に頼むと高額になる庭を本気でDIYした結果です。
マイホームでさまざまなものをDIYしていた投稿主
動画が投稿されたのは、YouTubeチャンネル「【DIYニキ】Tom |家族で日本一周」。同チャンネルでは主に、マイホームや中古のハイエースなどでさまざまなDIYをする様子を発信していました。
今回の動画ではマイホームの庭に以前作り、放置していたという簡単なウッドデッキを含む、庭全体を自力&全力でDIYする様子を見せてくれます。
ウッドデッキのある庭をDIY
動画が撮影されたのは2023年8月、作業はとてつもなく暑い中でスタートしました。まずは芝生や以前作ったウッドデッキを撤去し、使えるものは再利用することに。ウッドデッキの床を支える柱の下にすえる束石は再利用するべく、移動させつつ並べていきます。
お次は庭の境界や、庭の入り口にレンガを並べます。防草シートやセメントは余っていたものを使い、砂には庭にあった砂を使用したそうです。入口の隙間には瓦チップと自家製コンクリ枕木を埋め、こちらの作業は終了しました。
さらに庭の隅には庭屋さんで「ご自由にお持ちください」と置かれていたという、頂き物の端材の石を配置。そして雑草が生えやすいところに防草シートを敷き、約3トンの砂利を何度も何度も往復しながら敷いていきます。
そしていよいよウッドデッキに取り掛かることに。ウッドデッキは天板になる部分だけ新調し、暗めの色合いの塗料を塗っていきます。目隠しになる部分は前のウッドデッキの板を再利用し、組み上げると……立派なウッドデッキが完成しました。
その後は余っていた前のウッドデッキの板を使い、腰かけと椅子も製作することに。最後に杉の野地板で目隠しフェンスも作り、全ての作業が完了しました。そしてさまざまなものを再利用しつつも美しく、手作りの温かみもある庭に仕上がったのでした。
なお業者に頼むと70〜80万円かかるところを材料費は計4万円、諸費用を入れても4万5000円ほどで済んだそうです。しかし費用がかかるとはいえ業者ならではのメリットがあり、同じく費用が抑えられるとはいえDIYならではのデメリットもあるので、庭の作り方や判断は人それぞれだと語る投稿主さんなのでした。
使った材料や作業の工程が気になる方は、動画のロングバージョンをチェックしてみてください。
「自分でやるから価値があるのですよね」「ステキですね!」の声
動画には「こういうのは自分でやるから、そこに価値があるんですよね」「ステキですね!楽しめる事がDIYの良いところ」「材料買って満足する自信がある」といったコメントが寄せられています。
なお投稿主さんは「このままの人生でいいのか、人生は一度きりだ」と奮い立ち、今年の頭に4300万円で建てた築3年のマイホームを手放し、夫妻揃って仕事を辞めたそうです。そして現在はリフォームするための古民家を探すべく、車中泊をしながら子連れで日本一周の旅をして、その様子をYouTubeで公開しています。
DIYや子連れでの日本一周に興味がある人は、「同チャンネル」やInstagram(@diy.anchorworks)を覗いてみるとよさそうです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.