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激レアカマキリを捕獲→体内を身体検査してみたら…… 「キモいと知りつつ見たくなる」ヤバイ寄生虫調査の結果が話題(1/3 ページ)

“相棒”のような距離感の親子。

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 なかなか見られない“激レアなカマキリ”を追い求めていた親子。ついに捕獲した個体を身体検査したときの様子がYouTubeに投稿されました。興味深い光景の数々が注目を集め、記事執筆時点で7万7000回以上再生されています(※虫が苦手な人は閲覧注意です)。

ターゲットは“黄色いヤツ”

 投稿者は、生き物系YouTuberの森こんにゃくさん(@morikonnyaku)。家族みんな生き物が大好きで、虫や魚を捕まえたり、飼育したりする様子を公開しています。

 今回のターゲットは、体が茶色いハラビロカマキリです。動画冒頭、森こんにゃくさんは「黄色」といい間違えてしまい息子くんに指摘されましたが、「俺もう茶色のこと黄色っていうわ」と宣言。動画内ではあえて“黄色いカマキリ”と表現することにしました。

親子でハラビロカマキリを捜索
ターゲットは黄色い(茶色い)ハラビロカマキリ

 ハラビロカマキリがいそうな木の上を観察しながら練り歩くも、いっこうに巡り合えず、出会うのは散歩中のおじいさんとおばあさんばかり。体色が緑の個体すら見つからないため、初日の捜索は切り上げて探す時間と場所を変えることにします。

捜索は難航

 捜索2日目は、ターゲットが日光浴をしているところを狙うべく、午前中から探し始めます。探すのに慣れてきた2人は、草木に隠れていたオオカマキリやチョウセンカマキリを発見。しかし、お目当ての“黄色いハラビロカマキリ”はなかなか見つかりません。

 また、運の悪いことにスズメバチと遭遇してしまいました。土中に巣らしき物体を発見した森こんにゃくさんは、“公園などで遊ぶときは常にその存在を意識し、危険を感じとれ”とわが子に注意を促します。

3日かけて探しても見つからないハラビロカマキリ
3日かけて探しても全く見つからない

 捜索3日目も見つからず、諦めて帰宅の途についた2人は、なんと偶然にもフェンスにしがみついているターゲットを発見! そのシルエットは間違いなくハラビロカマキリです。体の色が「鮮やかなグリーン」であることを確認した2人は興奮した様子で虫カゴへ入れます。いささか体の色が違うような気もしますが、さしたる問題ではありません。

帰宅途中で発見したハラビロカマキリのシルエット
形からしてハラビロカマキリ
体の色は異なるが気にせず喜ぶ親子
ついに捕まえた!

もう一つの目的は……

 今回の目的はカマキリを捕まえることと、「ハリガネムシ」に寄生されているか検査すること。自宅に持ち帰り早速ハラビロカマキリの腹部を水につけてみましたが、それらしき生物は出てきませんでした。どうやらこの個体は寄生されていなかったようです。

捕まえたハラビロカマキリを水につけてハリガネムシ検査をする
ハリガネムシに寄生されてはいない様子

 ハリガネムシの姿は見られませんでしたが、ペットとして飼うことにしました。名前は「針金無男(かまた)」くん。懸命な捜索と身体検査を行った動画は、飼育ケース内で逆さまになっているハラビロカマキリの姿で締めくくられています。

ペットとして飼うことにしたハラビロカマキリ
針金無男と書いて「かまた」と読む
飼育ケース内で逆さまになっているハラビロカマキリ
逆さまになっている針金無男くん
激レアカマキリを探してハリガネムシチェーック!!!

 奇跡の1匹を捕まえる動画には、「針金無男って書いて鎌男って読むのおもろい」「親父のナレーションに対するクールな息子のツッコミ」「親子だけど、相棒としてのお互いの距離感がめっちゃ好き! 遊びに真剣なのが見てて楽しいし懐かしい!」などの声が寄せられた他、「キモいと知りつつハリガネムシを見たくなる衝動は何故」「ハリガネムシに寄生されてるカマキリは地面や水のそこなどにいるみたいですよ」といった声も寄せられました。

 森こんにゃくさんは以前に「ケラ」を飼育し、地上で食事をする様子や、ケース内で誕生した幼虫の姿を公開して話題に(関連記事)。YouTubeチャンネル「森こんにゃく」のほか、X(@morikonnyaku)とInstagram(@morikonnyaku)でも日々の活動を発信しています。

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