ポケモンの進化をめぐり“AIにつかれた大嘘”がX(Twitter)で話題です。思わず笑ってしまうトンデモ進化に、「最高におもろい」「エアプすぎて笑いました」など反響が寄せられています。
ChatGPT、ポケモンエアプ説?
投稿者はXユーザーのnime_GNOSIA(@nime_GNOSIA)さん。「昔AIに大嘘つかれて笑い死んだやつです」と公開したのは、ChatGPTに「パモには進化先が存在します。パモはどうすると進化しますか?」と質問してみた結果です。
パモは、Nintendo Switch用ソフト「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」から新登場したポケモン。でんきタイプのねずみポケモンで、きゅるんとした瞳やふかふかの体毛に覆われた体がとても愛らしく、同シリーズの中でも高い人気を誇っています。ちなみに、パモはレベル18で「パモット」に進化します。
バンギラスパモ!?
しかし、パモの進化先を問われたChatGPTは、「例えば、パモの進化先の一つである『バンギラスパモ』は……」と強ポケモンの代表格である「バンギラス」とパモを足し算したトンデモ進化を説明。「レベル40以上に達した状態で、進化のためのアイテムである『あらくれのキバ』を持っている状態でレベルアップすると進化します」と存在しないアイテムの所持を進化条件に挙げるなど大嘘にもほどがあります。バンギラスパモ、見てみたすぎるだろ!
ime_GNOSIAさんによると、ChatGPTに質問したのは2023年春ごろとのこと。ChatGPTも“進化”の途中だったとはいえ、ここまで荒唐無稽な回答は予想外ですね。
投稿は記事執筆時点で5万3000件を超えるいいねが寄せられ、450万回以上表示されています。ユーザーからは、「バンギラスパモwwww」「バンギラスパモ!? タイプは岩と電気かな!?」「嘘すぎて声出して笑った」「バンギラスパモちょっと見てみたい アイテム名は本当にありそうなのがいいね」などの反応が寄せられました。
その後再び聞いてみると……
ちなみに、2024年11月にねとらぼ編集部が同じ質問をChatGPTに投げてみたところ、「パモは進化するために、ゲーム内である距離を歩く必要があります。この進化方法は、ゲームに新たに導入された『歩き回る』という要素に基づいており、パモは歩くことによって進化の準備が整います……」などとの回答がありました。
パモットがその先の「パーモット」に進化するには歩数が関係していますが、パモからパモットの進化条件に歩数は関係ありません。おぬしもまだまだのようだな……。
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